お探しのページは存在しないか、リニューアルによりURLが変わった可能性があります。 下記の各カテゴリーからお選びいただくか、サイト内検索をご利用ください。 注目キーワード: ジャパンウィーク 日本デー Japan-Tag 機内アナウンス 方言 安藤梢 長谷部誠 ドイツみやげ 中村祥子
今回は番外編として、ドレスデンがあるザクセン州のお隣、テューリンゲン州のワイマールで年に一度開かれている玉ねぎ祭り(Zwiebelmarkt)をリポートします。 ワイマールは何と言ってもゲーテの本拠地であり、加えて詩人シラーや画家クラナッハ、歴史の授業で登場するかの有名なワイマール憲法、近代建築とデザインの礎を築いたバウハウスなど、キラ星のごとく名が挙がる文化の薫り高き小都市です。また、個人的には、我が夫の生誕地であり、彼が学生時代を過ごした町。夫の実家に近いため、私たち家族にとっては馴染み深く、頻繁に訪れている場所です。 今年で第361回となる玉ねぎ祭りは、10月17~19日に開かれました。テューリンゲン州最古の祭りで、その起源は1653年にまでさかのぼります。当時は、ワイマールの住人や周辺地域の人々が冬の備えとして玉ねぎと野菜の買い置きを目的とした寄り合いのようなものでしたが、19世紀
ライプツィヒの「光の祭典(Lichtfest)」は、東西ドイツの統一に繋がった1989年の歴史的な「民主化デモ」の追憶イベントとして、ベルリンの壁崩壊10周年を迎えた2009年以降、毎年10月9日に開催されています。ベルリンの壁崩壊から25年目となった今年は、約20万人が町の中心部にあるアウグストゥス広場に集まりました。19:00に幕開けした祭典では、ライプツィヒのブルクハード・ユング市長による祝辞に始まり、ザクセン州のスタインスロー・ティリッヒ首相、さらにはヨアヒム・ガウク連邦大統領が演説を行いました。また今年は、ポーランドやチェコ、スロバキアの大統領も同席しました。 中心部のリングに溢れる人々 1989年当時の東ドイツ(ドイツ民主共和国=DDR)は社会主義国であり、「自由」と「民主主義」を掲げるデモに対しては、脅迫的な銃撃命令が下されていました。さらに、DDRの秘密警察シュタージ(国家
ゴールが決まり、喜びを分かち合うシャルケの内田(中央)とフンテラール(左) ⓒFrank Augstein/AP/Press Association Images 昨季、首位攻防戦を繰り広げたバイエルンとドルトムント。その1戦が、1日に行われた。試合は31分にドルトムントが先制して幸先の良いスタートを切ったが、72分にFWレヴァンドフスキに同点弾、続く85分にはFWロッベンにFKを決められ、1-2で逆転負けした。ドルトムントはこれにより、2分降格圏の17位に順位を下げた。また、この試合でドルトムントの主将DFフメルスが右足首を負傷。治療には3週間掛かる見込み。 一方、今季末でのシャルケとの契約終了を控え、移籍がささやかれていた内田篤人は10月30日、シャルケの公式ホームページで、2018年6月末までの契約延長を発表した。 日本人選手の今節の動向! 内田 篤人 Schalke 04 先発フル
10月3日に24回目のドイツ統一記念日(Tag der Deutschen Einheit)を迎えたドイツ。テレビのニュースなどで、ベルリンで行われた式典の様子を観たという人もいるだろう。この“統一”という言葉には、旧西ドイツでドイツ連邦共和国が、旧東ドイツでドイツ民主共和国が成立して以降の様々な事情が込められている。今回は、ドイツの分裂から統一、その後のあらゆる問題について紐解いてみたい。 ドイツ連邦共和国とドイツ民主共和国の誕生 第2次世界大戦後のドイツは、米、英、仏、ソ(旧ソビエト連邦共和国、以下ソ連)による暫定統治地域となった。ソ連占領地域における土地改革や、その後の西側(米、英、仏)と東側(ソ連)における通貨改革を通して、両者の溝は決定的になっていく。 第2次世界大戦におけるドイツの降伏からちょうど4年目の1949年5月8日、西側のボン議会評議会はドイツ基本法を可決し、9月にはド
8月から9月に旧東独の3つの州で行われた州議会選挙の結果は、メルケル首相(キリスト教民主同盟=CDU)が率いる大連立政権だけでなく、すべての政党に衝撃を与えた。 AfD が3つの州で議会入り その理由は、ユーロ圏の廃止を求める右派ポピュリスト政党「ドイツのための選択肢(AfD)」が各党から票を奪って高い得票率を確保し、初の州議会入りに成功したからだ。AfDは、経済学者ベルント・ルッケやフランクフルター・アルゲマイネ紙(FAZ)の元記者コンラート・アーダムらが昨年結党した新しい政党だ。同党はまず、8月31日にザクセン州議会選挙で9.7%の得票率を獲得し、キリスト教民主同盟(CDU)、左派党、社会民主党(SPD)に次ぐ第4位の政党の地位を確保した。 さらに、9月14日のブランデンブルク州議会選挙では12.2%、テューリンゲン州議会選挙でも10.6%を確保して、第4位の政党となった。AfDの得票
2人の世話係にボディーガード、雑誌の写真撮影は高画質で……。こちら、ファッションモデルのナオミ・キャンベルの話ではない。世界に名を馳せるドイツのデザイナー、カール・ラガーフェルドに「法が許すなら結婚したい」とまで言わしめた、長い毛足に青い目が特徴のバーマン、シュペットの話だ。ある男性モデルから休暇の間この猫を預かってほしいと頼まれたのが事の始まりで、カールは物静かでクールなこの猫にすっかり魅了されてしまった。以前はこの猫の露出を頼まれても断り続けていた彼が態度を一変させ、今秋、日本のある化粧品会社が打ち出す付けまつげの広告に彼女をモデルとして登場させたのだ。企業側は、起用の理由をシュペットの青い目が人々にインスピレーションを与えるからと話している。
西欧は現在、過去2000年間で最も平和な時代を享受している。しかし最近、欧州の頭上に黒雲が広がってきた。それは「地政学的リスク」という暗雲である。具体的にはシリアやイラクなどの中東諸国における戦争、さらにウクライナ危機によって、政治的な不確実性が経済や社会に大きな影を落としつつあるのだ。 25年間続いた「楽園」 ベルリンの壁が崩壊してから、今年はちょうど25年目に当たる。検問所に立つ国境警備兵を無視して西側へ流れ込む人々の歓喜の声は、半世紀近く続いてきたドイツの分断が終わることを知らせる序曲だった。このドラマチックな出来事は、ドイツ統一、東欧諸国の「ビロード革命」、そしてソビエト連邦の崩壊と東西冷戦の終結に繋がった。 2度の世界大戦と東西冷戦に懲りた欧州の国々は、国家権力の一部を欧州連合(EU)という国際機関に移譲して国境の垣根を減らし、ナショナリズムの克服に向けて着実に歩んできた。シェン
内務省、国内での「イスラム国」の活動を禁止 イスラム過激主義者らを相次ぎ逮捕 デメジエール内相(キリスト教民主同盟=CDU)は12日、ドイツ国内におけるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の活動を禁止すると発表した。 内務省の発表によると、今後、公の場所でのISのシンボルマークの使用、集会、書面・音声・映像によるあらゆる種類の広報活動および支援活動を禁止するといい、デメジエール内相は、これまでにISに共鳴する400人の若者らがシリアやイラクに渡っていることに言及。その帰還者が欧州およびドイツの安全にとっての脅威になるとし、「ドイツにはテロリスト集団の居場所はない」と言明した。 連邦検察は8日、フランクフルト空港でイスラム・テロ組織アル・シャバブの支援者とみられる3人のドイツ人イスラム教徒がケニアから帰国したところを逮捕したと発表。バイエルン州では9日、テロ組織とつながりがあるとされるト
ハンブルクで、新たな観光の目玉となる建設事業計画が持ち上がっている。それは、エルベ川河口の両岸を結ぶロープウェーの建設。個人資本による出資(つまり納税者には負担が掛からない)で、再生可能エネルギーを使用した環境にやさしいロープウェーだ。しかし、市民はこの計画に反対。その理由は、以下の3つ。①ロープウェーのケーブルを支える130mもの支柱が景観を損ねる。港湾都市ハンザにとって、港は市民の情感を掻き立てる場所である。②ロープウェーが市民にとって、便利な交通機関として機能しないと考えられる。③押し寄せる観光客によって、ザンクトパウリ桟橋付近が荒廃する可能性がある。市民は、「大都市はイベントマネージャーのためにあるのではない。生活の場なんだ!」と訴えているのだ。
2014年は、ナチスがドイツの全政権を掌握してから70年目の年に当たる。第2次大戦終戦後、満州や樺太からの引き上げ途中、あるいは、ようやく祖国にたどり着いたものの亡くなっていった日本人が大勢いるが、ドイツでも、終戦時に日本と同じようなことが起きていたことをご存じだろうか。今回は、ドイツと日本の戦後引き揚げについてみてみよう。 日本の戦後の引き揚げ 第2次世界大戦での敗戦により、外国に移住していた多くの日本人が帰国した。移住先となっていた場所は、台湾や朝鮮半島などの外地、外国ではあるが大勢の入植者がいた満州、内地であったがソビエト連邦(以下、ソ連)の侵攻によって支配権を奪われた南樺太などである。 「引揚者」とは、外地などから帰国した非戦闘員を指す言葉である。帰国した戦闘員は、「復員兵」と呼ばれる。 敗戦時、国外にいた日本人は、軍人、民間人合わせて660万人と言われており、敗戦の翌年までに50
天気が変わりやすいドイツでは、野外での予定があると天気予報と見比べて一喜一憂してしまいます。そんなドイツの気象サービスを提供したり、気象データを集めたりしているのがドイツ気象局(Deutscher Wetterdienst)、通称DWDです。国内183カ所の気象観測所とボランティアによって運営される1700以上の観測局を介して、膨大な気象データの収集・解析を行っています。そのDWDの本部が、フランクフルトから車で約30分の町オッフェンバッハにあります。気象予報サービスを提供する事務局のほか、ラインマイン広域公園の一部を、気象公園(Wetterpark)と呼ばれる野外博物館として提供しています。 目視観測により大気の状態を確認できる観測塔 約2万㎡の広大な敷地内には、遊歩道に沿って太陽や嵐、気圧、風など、気象に関する12のテーマに分かれたステーションがあり、それぞれ立体オブジェと説明パネルに
イスラエル人とパレスチナ人の憎悪の悪循環が再び加速している。今年7月、ガザのパレスチナ自治区からイスラム原理主義組織ハマスがロケット弾をイスラエルに向けて発射したことを受け、イスラエル軍が戦闘機と地上部隊を投入してガザ地区を攻撃したのだ。 パレスチナ側に多数の犠牲者 これまでのガザ紛争と同様に、パレスチナ側の犠牲者数はイスラエル側の死者数を大幅に上回った。パレスチナ側では市民ら約1800人が死亡し、約9000人が重軽傷を負った。一方、イスラエル側では兵士64人が死亡、3人がロケット攻撃で死亡している。 今回のガザ紛争の特徴は、イスラエル側の無差別攻撃が目立ったことである。ガザ地区には、国連が運営している学校がいくつかあり、ここに数千人の市民が避難していた。市民は、「イスラエル軍が国連の学校を攻撃することはない」と考えたからである。しかしガザに侵攻したイスラエル軍は、ハマスのテロリストをせん
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く