シーモア・パパートの「マインドストーム―子供、コンピューター、そして強力なアイデア」という本を読んでみた。 プログラミング学習がブームだったり、自分でも興味を持ったりしているので、古典とも言える本書を手に取ることにした。 子供たちの学習にコンピュータを活用しようとしてきたシーモア・パパートの考えを分かりやすく説明している。 英語版は1980年、日本語版の初版は1982年に出版された。 タートルグラフィックでお馴染み、ScratchとSmalltalkの先祖のプログラミング言語LOGOは、この人が作った。 レゴを操縦するコンピュータは、この本のタイトルが元ネタになっている。 以下は書評というより、ざっくり読んでみた感想的なメモ。 とにかく、非常に刺激的で面白かった。プログラミング学習に興味がある人は、読んでおいた方がいい。この古い本の中で語られているアイデアや理想が、ScratchとかCod