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ブックマーク / 55096962.seesaa.net (153)

  • 人文学者はなぜ著書で愚痴るのか。インド研究の世界と「アーリヤ人の誕生」

    最近のインドの話題では、「ヒンドゥー・ナショナリズム」というキーワードが良く出てくる。 まあ意味はググるなり何なりしてもらえばいいのだが、簡単に言うとヒンドゥー教原理主義であり、インド版アーリア人至上主義である。分かりやすい側面としては、イスラム教徒の弾圧・追放。中国でいう中華思想に近いかもしれない。 多文化・多言語の国がひとつにまとまるためには、何か、そのために掲げるお題目が必要なわけだが、インドは宗教を掲げているわけだ。 で、それについてのが最近出たので、ちょっと読んでいた。 これはこれで、時事ネタの解説としては面白かったので、興味のある人はぜひ。 「モディ化」するインド―大国幻想が生み出した権威主義 (中公選書) - 湊一樹 で、その流れから、同じく「ヒンドゥー・ナショナリズム」の歴史について書かれたを手にとった。 最近文庫化されて復刊したらしい「アーリヤ人の誕生」という。こ

    人文学者はなぜ著書で愚痴るのか。インド研究の世界と「アーリヤ人の誕生」
    gogatsu26
    gogatsu26 2024/06/25
    “出版物でオープンレターごっこをしてはいけない。”
  • バレタインデーだよ! というわけで、バレンタインの起源とかの本を読んでみた

    図書館行ったらフト目に入ったので、おっ季節ものだし読んでおくか~みたいな感じで軽率に手に取った。いつもどおりのアレである。 パレンタインデーは聖人ウァレンティヌス(バレンタイン)とは元はあんま関係ない祭りだった、というのは薄っすらと知っていたが、まさかの一ミリも関係ないところからスタートであった。たまたま2/14に殉教してたので、その日に行われていた破廉恥なお祭りと置き換えられたという…。マジか。 新書763バレンタインデーの秘密 (平凡社新書 763) - 浜隆志 大元となっているのはギリシャ神話の神デュオニュソスのお祭り、デュオニュソス祭。そこからローマにおいて、サトゥルナリア祭→ルペルカリア祭と姿を変えていくが、性愛と豊穣を願う祭りという質は変わらない。 そう、バレンタインデーの「愛の日」の愛とは、元々は、肉体の結合と愛の果実(豊穣=子宝)を願う、古代東地中海世界ではお馴染みのお

    バレタインデーだよ! というわけで、バレンタインの起源とかの本を読んでみた
    gogatsu26
    gogatsu26 2024/02/14
    “大元となっているのはギリシャ神話の神デュオニュソスのお祭り、デュオニュソス祭。そこからローマにおいて、サトゥルナリア祭→ルペルカリア祭と姿を変えていくが、性愛と豊穣を願う祭りという本質は変わらない”
  • 北米太平洋岸の先住民が飼ってた「モフモフ犬」のDNA調査から、絶滅に至る経緯が推測される

    かつて、サリッシュ族は「Woolly dogs」と呼ばれる毛深犬を飼っていたらしい。用途は、そのモフモフした毛を織物に使うため。つまり羊がいない代わりを犬にやらせていたというのだ。 参考: Woolly Tale: Salish Weavers Once Raised a Now-Extinct Dog for Its Hair https://www.americanindianmagazine.org/story/a-woolly-tale この犬は19世紀に絶滅してしまったが、1859年に収集されたMuttonと名づけられた犬の毛皮は保存されている。ここからDNAを抽出して、祖先がどこかから来たのかや、どういう種族だったのかなどを調べたという研究があった。 The history of Coast Salish “woolly dogs” revealed by ancient ge

    北米太平洋岸の先住民が飼ってた「モフモフ犬」のDNA調査から、絶滅に至る経緯が推測される
    gogatsu26
    gogatsu26 2024/01/22
    “南米アンデスでも、毛のない犬を湯たんぽがわりに飼育していたという話があるし、新大陸の家畜事情は、旧大陸の常識で判断出来ない世界なんだなと思った”
  • 報道されていないだけで、今年の日本は歴史的な「渇水」だったのでは…? データをざっと見してみた

    体感的に、今年は春以降の雨が異様に少なかったなと思う中の人ですよ。いやだって、晴れた週が多すぎたもん。めっちゃ山行ったもん。そんで山行き過ぎてちょっと飽きたりしてたもんw というわけで、気象庁のデータをちょっと眺めてみた。 まだ一年終わっていないので年間トータルの数値は出ていないんだけど、ここ3ヶ月分とか。 https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/data/mdrr/tenkou/alltable/pre00.html#a44 見るべき場所はいちばん右端の「平年比」。ここはパーセテージで出てるのでわかりやすい。 北海道は…いや多ッ!  北海道さすが豪雪地帯だな!! 冬は雪の分で降水量が多かった…。 だが他の県は軒並み平年50%くらい。 東京こんなん。父島・母島は太平洋ど真ん中なので例外かと思う。 太平洋側でもTKSMはこんなんですね。台風来ない季節は少ない

    報道されていないだけで、今年の日本は歴史的な「渇水」だったのでは…? データをざっと見してみた
    gogatsu26
    gogatsu26 2024/01/22
    “2023年12月24日”
  • ドラクエとかで見覚えのある塔、実在していた。ジャム(ジャーム)のミナレット

    1222年にチンギス・ハンの息子オゴタイがこの谷を訪れた時、住民は殺戮され、あとには残骸しか残らなかったという。 ただ、彼はなぜか一つの建造物には手を付けずに去っていった。 …という記述を見つけて、ちょっと気になってしまったのがゴール王国の遺跡、「ジャムのミナレット」だ。ジャム(ジャーム)は地名で、アフガニスタンの山奥に位置する。 調べてみて思わず「これドラクエとかのRPGで終盤のほうのボス戦で行く塔じゃん?!」と思ってしまった。まさかこういうの、現実にあるとは…。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88 ユネスコ世界遺産の登録名は Minaret and Archaeological Re

    ドラクエとかで見覚えのある塔、実在していた。ジャム(ジャーム)のミナレット
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    gogatsu26 2024/01/22
    “滅びた王国の、かつての夏の都に残された唯一の建造物、比類なき美しい塔。”
  • コブラの毒は意外と死ねない…クレオパトラの本当の死因は「不明」だよという話

    「クレオパトラはコブラの毒で自殺したことで有名な女王だが」と、さも既知の事実のように書かれていて、あー世間的にはまだこれのままなのか…と思ってしまった中の人。あれ後世の伝承の一つで、現在では最も有名になってるエピソードってだけで、実際の死因ははっきりしないんですよね…。 エジプト考古学とかエジプト史の世界だと、「コブラに噛ませて自殺したという伝承がある」という書き方になってて、実際そうだったと考えている人はほぼいないかと思います。 ツッコミ入れてる人はそれなりにいるんですが、有名所だとこれとか。 Snake unlikely to have killed Cleopatra https://www.manchester.ac.uk/discover/news/snake-unlikely-to-have-killed-cleopatra/ ・コブラはデカすぎてイチジクの籠に隠すとか無理やぞ

    コブラの毒は意外と死ねない…クレオパトラの本当の死因は「不明」だよという話
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    gogatsu26 2024/01/22
    “そもそもエジプトコブラの毒は遅効性の神経毒で死亡率10%しかない”
  • 「ニーベルンゲンの哀歌」―本編にくっつけられた外伝的な後日譚

    「ニーベルンゲンの哀歌(クラーゲ)」とは、「ニーベルンゲンの歌(リート)」に付随する「後日譚」的な物語である。序盤の内容は編のあらすじになっており、そこから、編後に起きたことについての外伝的な展開が続く。 この部分だけの邦訳がでてるのを見つけた時は、正気か? これワイ以外の誰が買うんだ?? と思いながら手に取ったのだが、読んでみるとめちゃ面白い! 何が面白いかというと、キリスト的倫理観フィルターを通して編が再解釈されているところだ。 ※「ニーベルンゲンの歌」とは何か? については、2号館のほうに詳しい説明をおいてあるのでそちらを参照 http://www.moonover.jp/2goukan/niberunku/index.htm ※「ニーベルンゲンの歌」の元ネタは、ブルグント族がフン族との戦闘で大敗したことを含むいつくかの歴史的な出来事。そこに、時代や場所の違う複数の伝説が合体さ

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    gogatsu26 2024/01/22
    “異教要素を薄めるための苦肉の策として付け加えられたものなのだ。お葬式シーンがカトリック形式になっているのも、死者に対してミサが上げられるのも、「これはキリスト教世界の話なんですよおー」という言い訳”
  • 古代人は乗馬が出来ない。それが出来たらチャリオットは要らない

    古代エジプト創作をする人が、漫画小説・その他と種類問わず高確率で間違えて出してしまう「馬に乗って移動」という描写。 これを絶対出してはいけないと口を酸っぱくして言っている理由が、「馬に直接乗れたらチャリオット要らん」になってしまうからです。 一般人レベルでほいほい馬に乗れてしまうのなら、当然兵士も馬に乗れますよね。 つまり騎馬兵が既に存在する世界線です。その世界でチャリオットを使うのは、「ライフル銃があるのに敢えてクロスボウを使うのか」くらいの違和感だと思います。 道具も技術もまだ開発されておらず、馬に直接乗るのが難しいから、敢えてチャリオット使っているわけです…。 まず、こちらのヒッタイト兵の絵を見て欲しいのですが、チャリオットを使う場合、一台の戦車に複数人が乗っているのが分かると思います。手綱を持つ人、盾を持つ人、攻撃する人で三人ですね。つまり、三人に一人しか攻撃することが出来ません

    古代人は乗馬が出来ない。それが出来たらチャリオットは要らない
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    gogatsu26 2024/01/22
    “道具も技術もまだ開発されておらず、馬に直接乗るのが難しいから、敢えてチャリオット使っているわけです”
  • ハトシェプストが「男装」した理由と、古代エジプト人の概念「マアト」

    ハトシェプスト女王は、古代エジプトの複数いる女王の中でも何故か妙にフェミニズムとか性同一性の話だとかに「利用」されやすい存在となっている。だが、そもそも彼女は男性になりたかったのだろうか。 私はそうではないと考えている。理由は簡単で、彼女は結婚して子供もいるし、男性の格好をして壁画に登場しているものが一部あるだけで、それ以外は女性の姿で表現されているからである。 彼女がなりたかった/人に認めさせたかった姿は、最高権力者である「王」なのだ。 そして古代エジプト世界では、王は男性でなければならない理由があった。 エジプト神話の世界では、王となるのは有名な神々である。王名表は神々の世界統治の時代から始まる。オシリス→セト→ホルスという王位継承の神話はよく知られているものだと思うが、全て男神である。イシス女神は息子を即位させるために七面六臂の活躍をするだけで、自らは即位しない。 神話と実際の世界は

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    gogatsu26 2024/01/22
    “真実、真理、秩序、正義といった概念をひっくるめた言葉である。ハトシェプストは、太陽神の息子である男性の王が国を守護する、という「マアト」に従うためには、建前上は男性のフリをする必要があった”
  • メキシコで「人類ではない」ミイラが物議をかもすが…。話題になるだけの価値もないやつだった

    さすがにこれは「ムー」でも取り上げないと思う、安っぽくて。 以前からUFOについてのオカルトめいた情報を発信しているジャーナリストが、地球外生命体のものだとしてミイラを提出し、メキシコ議会で取り上げられたというので話題になっていた。うん、メキシコ、大丈夫かな?? メキシコに宇宙人? かつて嘘がバレた研究家が死体を議会に提出 https://forbesjapan.com/articles/detail/66008 「宇宙人の遺体」、メキシコ議会で公開 UFO巡り公聴会 https://jp.reuters.com/life/GR3WSNI7VNLN7IOEGWZU5X7OMI-2023-09-14/ ※動画あり だが私は、このジャーナリストを以前から知っている。 というか、2017年ごろにも同じ手法で盗難したミイラを「加工」して宇宙人に仕立て上げたとして専門家を激怒させた人なのだ。 ナスカ

    メキシコで「人類ではない」ミイラが物議をかもすが…。話題になるだけの価値もないやつだった
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    gogatsu26 2023/09/16
    “私は、このジャーナリストを以前から知っている。というか、2017年ごろにも同じ手法で盗難したミイラを「加工」して宇宙人に仕立て上げたとして専門家を激怒させた人なのだ”
  • 古代エジプト人の「兄弟姉妹婚」は、ローマ支配時代に意味合いが変化していた可能性がある

    古代エジプトの王族では、兄弟姉妹婚が盛んに行われていた。 これは、かつて言われていたような「女性が相続権を持つから男は姉妹と結婚しなければ王になれなかった」などという理由ではない。聖なる決闘を守るため、あるいは王権を一族で独占するため、または神話上の聖なる夫婦、オシリス・イシスになぞらえた行為とされている。皇太子の称号を持つのは、一部の例外を除き常に男性であり、王権の継承者は基的に男性の後継者であった。 しかし、もしも民衆が兄弟姉妹婚をするとしたら、そこにはどんな意味があるだろうか。 実はそれは、「女の子しかいない家が、男の跡継ぎ欲しさに男を養子に入れてから娘と結婚させる」というやり方をしていたからではないか、という話があるのだ。 Did the ancient Egyptians really marry their siblings and children? https://www

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    gogatsu26 2023/09/04
    “ローマ支配時代(紀元前30年~395年)、民衆の間で兄弟姉妹婚が増える … 一説として、これはローマの男性を主軸とした家長制度に倣うために男性の婿養子を取っていたのではないかと”
  • 宗教はどのように変化していくのか「古代イエラスル宗教史」

    タイトルがいかにも面白そうだったので手に取ってみた。専門書なのでかなり内容が濃く、参考文献の補足などが巻末にどっさりついているので情報量も多いだが、「原始宗教から世界宗教成立までの過程」をある程度追える、という意味では他になく、個人的にはなかなか面白かった。 古代イスラエル宗教史: 先史時代からユダヤ教・キリスト教の成立まで - ティリー,M., ツヴィッケル,W., 哲雄, 山我 イスラエルの宗教、というと大抵の人はユダヤ教を思い浮かべると思う。 しかしその宗教は、ある日ぽっと出てきたものではない。また、中心となるトーラーの成立から始まるわけではない。長い長い前段があり、このはなんと一万年くらい前の原始宗教の時代からスタートする。 そのために、の一番最初が「宗教とは何か」という章から開始されている。 宗教とはなにか。聖なる体験を通じた出会い。 それは古代に泥人形を象り、岩山に祭壇を

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    gogatsu26 2023/08/21
    “ヤハウェの当初の役割は多神教で言う「最高神」のポジションで、妻が設定されていた時代さえあった。”
  • 一神教の神は全部同じ、という建前と信者の現実。「ヤハウェ≒アッラー」

    ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は、近い地域で発生した排他的な一神教である。建前上、これらの崇める神は同じ、ということになっている。モーセもイエスも預言者の一人であるが、神から受けた啓示を正しく広めることが出来なかったため、教えが歪んで伝わってしまったのだというのがイスラームの言い分である。 そのため、イスラム教を創始したムハンマドは、「最後の予言者」とも呼ばれる。 イスラームの教えが最終究極であり、他の預言者たちになし得なかった、唯一神の望む教えを広めたものだという立場である。 しかし、ユダヤ教/キリスト教の神はヤハウェで、イスラム教の神はアッラーである。 そもそも発祥も違う。 ヤハウェの起源はおそらく砂漠の嵐の神だろうとされ、だから同じ嵐の神であるバアルとの主神争いの神話が多いのだと言されている。つまり当初は多神教の中の一柱に過ぎなかった。 イスラム教の神アッラーも、ムハンマドの属する

    gogatsu26
    gogatsu26 2023/08/21
    “イスラム教の神アッラーも、ムハンマドの属する部族の守護神であり、かつてはアッラートという女性格の妻と三人の娘たちが設定されていた。 つまり両者とも、当初は排他的な一神教ではなく…”
  • エジプト人はなぜゾウやキリンを神格化しなかったのか。「珍しい動物は神格化しない」というルール

    古代エジプトでは、様々な動物が神格化されている。動物の頭を持つ神、または動物を神聖な動物とする神は多い。 ただ、ヒエログリフに登場するくらいメジャーでありながら、決して神格化されなかった動物もいる。たとえばゾウやキリンなど。 これらの動物が近くにいたことは確実で、壁画や小物の意匠などでは登場しているのだが、神と結び付けられることがない。なぜ神格化しなかったのかと疑問を抱かれることも多い。 だが、神格化された動物の法則を見ていくと、だいたいの事情は察しが付く。 神となる動物=身近にいる動物 である。そもそも、古代エジプトの神は地元密着型で土地神がほとんどだ。都市や村落のシンボルは守護神のシンボルでもある。 だから、たまにしか見かけない珍しい動物は「よそ者」であり、基的に神にはなれない。 ゾウやキリンは、ナイル川沿いには住んでいない。 王朝時代以降は、アスワン以南のヌビアまで出かけないと見ら

    gogatsu26
    gogatsu26 2023/07/30
    “身近にいなかったはずのライオンがなぜ神になれたのか、だが、ライオンは貴人のペットとして飼育されていたから例外的に身近だったのだと思われる”
  • ロバという便利な生き物について。それは人類が最初に手に入れた「運搬道具」だった

    突然だが、「ロバは人類が手に入れた極めて優れた荷物運搬用の使役動物だった」という話をしたい。 よく古代エジプトには荷車が無かった、車輪が発明されなかったという話が出てくるが、そもそもエジプトは家畜ロバの原産地に近く、かなり早い段階からロバを使役していたと考えられる。便利なロバがいれば、敢えて荷車を開発する必要もなかったからだというのが自分の意見になる。 ロバの背中にカゴをつけて、そこに荷物を突っ込めば、それだけで荷車の用途は足りるのである。 ※こちらはヨルダンの観光地(ペトラ遺跡のあるあたりの岩山へ続く階段)で撮影したもの 家畜としてのロバの起源はおそらく東アフリカで、約7000年前(つまり紀元前5000年)という古い時代だと推測されている。 ロバの家畜化起源地は東アフリカか。DNAの研究で示唆される https://55096962.seesaa.net/article/49147926

    ロバという便利な生き物について。それは人類が最初に手に入れた「運搬道具」だった
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    gogatsu26 2023/07/30
    “ロバをあまり高く評価しすぎるとその道の専門家に怒られそうだが、自分は、古代エジプトやメソポタミア文明の影の立役者はロバだと思っている。”
  • 【不道徳】おっさんx少女のエロ画像といえば古代エジプトが先駆者だよな、という話

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    gogatsu26 2022/09/06
    “これが現代でいう春画的なものなのか、金持ち貴族が遊女を買い漁っているのをバカにしている風刺画的なものなのかは今のところ不明”
  • 中世の修道士たちは寄生虫に苦しんでいた…有機野菜の罠か

    イングランドはケンブリッジのオーガスティン会修道院で、かつてそこで活動していた修道士の墓が発見された。 この修道院は1280年代に設立され、以降、250年ほど活動していたらしい。が、その修道たちの遺体は、多くが寄生虫の死体つきだった。 手や体を洗う水があり、共同の便所もあり、他の貧しい農民家庭よりは衛生環境の良かったはずの修道士たちの寄生虫罹患率は、農村よりも高いほどだったという。何故なのか…という話である。 Why Were Medieval Monks So Susceptible to Intestinal Worms? https://www.smithsonianmag.com/science-nature/why-were-medieval-monks-so-susceptible-to-intestinal-worms-180980608/ この記事によると、おそらく修道院内

    中世の修道士たちは寄生虫に苦しんでいた…有機野菜の罠か
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    gogatsu26 2022/09/06
    “おそらく修道院内で畑作するために人糞やブタの糞などの肥料をそのまま使っていたのが原因で、共同生活している人々の間に寄生虫が広がってしまったのだろう”
  • 現在位置を確認します。【移転後】

    ブログ名 現在位置を確認します。【移転後】 ブログ紹介 古代・中世、現実・異世界、魂の半分はいつも何処かを旅しています。 現在の旅先からお送りします。 *このブログは、下記サイトの中の人提供でお送りしています。 http://www.moonover.jp/ *2022/4/22 元ブログのサ終に伴い移転しました *スマホ画面での広告表示は、ブログ仕様により有料版でも消せないようです。広告が陶しい人はPC版での閲覧をお願いします。 以前、古代エジプト人はヒョウ皮とチーター皮をあんま区別せず使っていたっぽい、という話を書いた。 高位神官の服装で、ヒョウ皮とされるものが実は絵を見るとチーターと混じってることがあるのだ。 古代エジプト高級神官の服・その毛皮はヒョウかチーターか。 https://55096962.seesaa.net/article/20190…

    現在位置を確認します。【移転後】
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    gogatsu26 2022/04/29
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  • 古代エジプトゲームブック、タイトルと帯が秀逸すぎた

    友人から「面白そうなエジプトあるよw」と連絡きて、気がついたらポチってました。 うん、…これは、タイトルが秀逸すぎるよね?! あとの帯の「7回死にました。(14才・男性)」ってw 《古代エジプト・サバイバル》ミイラの地下墓地から大脱出 生死を決める130の分かれ道 - フィリップ・スティール, 岡由香子 昔よくあった(?)ゲームブックというやつで、文中に出てくる選択肢を自分で決めて、「右の道へ行く! →3ページへ」「左の道へ行く! →128ページへ」みたいな感じで飛ばされながら冒険していくやつ。ゲームのテキストアドベンチャーを手動でやってる感じ。 古代の墓に落っこちてしまった主人公が、どうにか頑張って脱出しようとする、という内容になっている。 わりとお約束パターンの選択肢が多く、古今東西の様々なゲームで墓荒らしもとい冥界めぐりをしてきた中の人さっくり脱出できちゃったけど、果たして一

  • 言い訳の美術史~「神の姿は刻んではならない(キリッ」からのイコン崇拝への道

    「神の像はつくっちゃダメ。偶像崇拝は悪。」キリスト教の母体となるユダヤ教はこれを厳格に守っているのだが、何故か(?)キリスト教では、キリストの肖像が絵画にも像にも、多数見られる。これらを作るにあたり「どのような」言い訳がされてきたのか。また、キリストの生きた時代に描かれた・刻まれた肖像は一つもないにも関わらず、「どのようにして」姿を決めたのか。 現在では、キリスト像のイメージはだいたい確立されている。多少若かったり年寄りだったりはするにしても、イメージされる像はだいたい、長髪でケをたくわえた、ひょろりとした細身の男性では無いかと思う。しかし、その姿が歴史的なものであるはずはなく、いつかの時間、どこかの場所で「作られた」イメージのはずである。 それがどこで、いつなのか。 また、どうやってその姿を「真実である」と人々に思いこませたのか。 …という話を追いかけてみたところ、けっこう面白い歴史に辿

    gogatsu26
    gogatsu26 2018/08/22
    “キリストの「像」が"発生"しはじめるのは6世紀後半 ・最初の肖像は、肖像ではなく「奇蹟によって」キリストの顔が浮かび上がった、とされる布やら壁やら ・その肖像には、当時のかくあるべきと考えられる理想像…”