自営業や個人事業主などの方は、国民健康保険に加入することになります。 保険料を納付することで、医療費の自己負担が原則3割になるなど軽減されたり、1ヵ月の医療費が高額になった場合でも自己負担が上限額までに抑えられたりします。 しかし、「国民健康保険料は高い」といわれることもあるほど、高額になるケースがあり、払えないことがあるでしょう。もし、未納のままだとどのようなことになってしまうのでしょうか。 本記事では、国民健康保険について概要を確認するとともに、保険料を滞納し続けた場合にどのようになるのかを解説していきます。 1. 国民健康保険料についておさらい 日本では国民皆保険制度が採用されており、すべての国民はいずれかの公的医療保険に加入することが義務付けられています。 公的医療保険には、健康保険(被用者保険)・国民健康保険・後期高齢者医療制度があり、それぞれ加入対象者が以下のように決められてい