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ブックマーク / homepage3.nifty.com (7)

  • 1978年論ノート

    おたく的なものの起源を考えるためのメモです。 70年代末に我々はいったい何を選択してしまったのか? そのことが、後にどう「おたく的なもの」につながっていったのか? それは、今の我々にどういう意味を持つのか。 それを歴史的に検討していくために、1978年を「おたく元年」と仮定し、この時代の重要なアイテムや作品を、素材として整理してみたいと思います。 あくまでも私自身のための作業メモではありますが、この問題意識はぜひ他の方にも共有していただいて、当事者からの証言や発言が増えてほしいと思いますので、そのような反応を期待してあえて作業を公開する形にしてみました。 (適当なところで中断するかもしれませんが、あしからず) ◆ 19■断章・おたく元年のスケベな男主人公たち 吾ひでお・高橋留美子・宮崎駿と美少女ブーム (2003.03.21) 18■おたく史を考える3つの視点 とりあえずの方法論

  • エウレカセブン 京田監督のヱヴァンゲリヲン 新劇場版参加の影響について

    エウレカセブン 京田監督のヱヴァンゲリヲン 新劇場版参加の影響について  新劇場版エヴァンゲリオン制作発表時、スタッフを見て驚いたことがひとつあった。 「打倒エヴァンゲリオン」を明言して制作されていた、「交響詩篇エウレカセブン」の京田監督が加わっていたことだ。 役割としては、画コンテの担当である。 それにしても、エウレカの京田監督が、なぜエヴァに参加?と思った。 −−−−−−−−−−−−− 新劇場版に対する庵野監督の所信表明の中に、次の言葉がある。 「この10年、エヴァを超えたアニメはありませんでした。」 エヴァへのライバル意識をむき出しにしたアニメ、もしくはエヴァの影響を大きく受けたアニメは、宮崎駿監督の「もののけ姫」、富野監督の「ブレンパワード」をはじめとし、10年の間に多数あった。 そして、最後に打倒エヴァに名乗りを上げた挑戦者が、「交響詩篇エウレカセブン」であった。

  • ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 の位置づけについて

    ヱヴァンゲリヲン 新劇場版 の位置づけについて 完結から10年ぶりの新作となる「ヱヴァンゲリヲン 新劇場版」公開に向け、庵野監督が異例の所信表明を行なった。 注目すべきは、庵野監督が、エヴァ制作時の12年前に言っていたこと(自分の気分のフィルムへの定着、アニメの面白さを伝えること、閉塞感の打破など)を再度繰り返し、「今一度これらの思いを具現化したい」と言っていることである。 そして、エヴァンゲリオンという作品をこう定義する。 庵野監督「エヴァは繰り返しの物語です。主人公が何度も同じ目に遭いながら、ひたすら立ち上がっていく話です。 わずかでも前に進もうとする、意志の話です。」 「逃げること」と「前に進もうとする意志」の繰り返しの物語として定義されたエヴァ。 そして、12年の歳月をはさんで同じキーワードで繰り返される庵野監督の言葉。 デジャヴのような感覚を覚えながら、「エヴァンゲ

  • culture review41 「漢字なんてなくてもいいんではないでしょうかという話」

    今回は当コラム「文学のはざま」にふさわしい内容とはいえないかもしれませんが、日語を書きあらわす文字である漢字とかなについてすこし考えさせてもらいたいとおもいます。というのも、わたしが参加しているある読書サークルで、「漢字問題」についての報告をする機会をえたのですが、この一ヶ月ほどそのことばかり調べていたせいか、どうもそれ以外のことが頭にうかばなくなっているようなのです。どんなをひらいても、書いている内容ではなく、「この人はこんなところまで漢字をつかっているなぁ」などと文字づらばかりおいかけてしまうぐらいなのです。これでは意味ぶかい「文学」のことなど到底考えられないのもわかっていただけるでしょう。 ただ、そうはいってもこれはこれで面白いのではないかとおもっています。というのも、いままで「文字」の問題なんてさほど真面目に考えてこなかったせいか、わたしにとっては知らぬことばかりで、その「勉強

  • 民主連合政権の歴史

    共産党は、「民主」勢力との統一戦線=「民主連合政権」は、平和的、漸次的に資の支配を掘り崩し、労働者の理想である社会主義への道を切り開いていくと持ち上げている。彼らはこのために労働者の小ブルジョア勢力との協調、妥協を訴えてきた。最近では、ブルジョア自由主義勢力との協調政策も打ち出している。しかし、世界の階級闘争の歴史的経験は、「民主連合政権」を美化する共産党の戦術がいかに反動的であるかを明らかにしている。この連載(12回を予定)で世界の「民主連合政権」の歴史を振りかえり、その性格、果たしてきた役割を検討しよう。 ◆◆◆二月革命と臨時政府の成立◆◆◆ 階級闘争の歴史で、「民主連合政権」が初めて典型的な形で現われたのは、1848年のフランスの二月革命であった。 二月革命以前のフランスを支配していたのは、ブルジョアジーの一派である銀行家、取引所王、鉄道王、炭鉱、鉄鉱、森林の所有者、彼

    gohshi
    gohshi 2007/04/28
    新左翼から見た歴史
  • ルパン三世

    ルパン三世のページ 宮崎駿作品を中心に、ルパン三世全般をテーマとするページです。 <メインテーマ> ・「カリオストロの城」のラストの検証及び数多くのクラリス後日談について。 ・新ルパン最終回「さらば愛しきルパンよ」における宮崎駿監督の真意は? ・なぜ宮崎駿監督はルパン三世を二度と作らなくなったのか? ・そして、宮崎駿監督が構想したルパン復活案の数々 裏テーマは、「なぜあれほど面白かったシリーズが、力を完全に失ったのか?」です。 一番左は言うまでもなく映画「カリオストロの城」。スタジオジブリから出ています。その次の新ルパンの25には「死の翼アルバトロス」が、26には「さらば愛しきルパンよ」が入っています。右2つは、それぞれ旧ルパンと新ルパンのDVD−BOXです。一番右は、今度出る、TVと映画が全部入ったセットです。 1.旧ルパン三世 2.ルパン三世 カリオストロの城・・・ルパ

    gohshi
    gohshi 2006/06/21
  • おたく元年・1978年論ノート

    おたく的なものの起源を考えるためのメモです。 70年代末に我々はいったい何を選択してしまったのか? そのことが、後にどう「おたく的なもの」につながっていったのか? それは、今の我々にどういう意味を持つのか。 それを歴史的に検討していくために、1978年を「おたく元年」と仮定し、この時代の重要なアイテムや作品を、素材として整理してみたいと思います。 あくまでも私自身のための作業メモではありますが、この問題意識はぜひ他の方にも共有していただいて、当事者からの証言や発言が増えてほしいと思いますので、そのような反応を期待してあえて作業を公開する形にしてみました。 (適当なところで中断するかもしれませんが、あしからず) ◆ 19■断章・おたく元年のスケベな男主人公たち 吾ひでお・高橋留美子・宮崎駿と美少女ブーム (2003.03.21) 18■おたく史を考える3つの視点 とりあえずの方法論

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