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  • 『蟹工船』ブームと明治・大正のころの労働 | 考えるための書評集

    小林多喜二の『蟹工船』(1929年・昭和4年)がブームになっていることを四大新聞がたてつづけにとりあげている。 若者の労働がかつての搾取時代の労働と似ており、共感されるものになっている状況というものを多くのサラリーマンや国民は知らないだろうし、それを知らせる意味でこのブームは役に立つものだと思う。なによりも今日の若者やサラリーマンは明治や大正のころの過酷な労働がどのようなものだったかをほぼ知らないだろう。私たちはなぜか「空白」の労働の歴史を生きているのである。というか、労働は私たちの時代の、マスコミの「ブラック・ボックス」である。 「蟹工船」悲しき再脚光 異例の増刷、売り上げ5倍 読売新聞 2008/5/2 今、若者にウケる「蟹工船」 貧困に負けぬ強さが魅力? 朝日新聞 2008/5/13 プロレタリア文学:名作『蟹工船』異例の売れ行き 毎日新聞 2008/5/14 小林多喜二「蟹工船」突

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