イスラエル・テルアビブ(Tel Aviv)で、コンドームの巨大オブジェの前でくつろぐ男女(2010年5月13日撮影)。(c)AFP/JACK GUEZ 【6月25日 AFP】女性の体は、精子を無意識に「選択」し、一部の男性の精子を受け付けて妊娠に至る一方で、あまり適さない精子については妊娠するチャンスを葬り去っている可能性がある。オーストラリア・アデレード大(University of Adelaide)によるこうした研究の結果が23日明らかにされた。 同大のサラ・ロバートソン(Sarah Robertson)教授によると、これまでの研究から、精子には「信号伝達分子」が含まれていると推定できる。これは、女性の体に入った時、受け入れてもらえるよう体内の免疫システムを変更するというものだ。 ところが、健康そうに見えてもこの変更を行えない精子があることから、女性の体内システムは生物学的な交尾相手