日馬富士(31)は勉強家だ。大相撲界に入門後、母国のモンゴル国立法科大学通信課程に入学。すでに卒業して警察官と弁護士の資格を有している。見事に相撲と学業を両立させた。去年の4月には東京・新宿の法政大大学院の政策創造研究科に入った。 「勉強して損なことは1つもない。これはもうオレの趣味みたいなもの。学割を使っていろいろなこともしてみたい。例えば電車に乗るとか、映画館に入るとか」。企業論や地域経済論を学ぶため、平日の午後6時半以降と土曜日にせっせと通学していた。 ただ、一昨年の九州場所に優勝したのを最後に、9場所も優勝から遠ざかり、本業の相撲がさっぱり振るわない。同じ横綱の白鵬とは対照的で、とても勉強どころではないのだ。このため先月に苦渋の決断をした。1年間、大学院を休学することにしたのだ。 「もともと他の人の倍の4年間で卒業するつもりでいた。勉強はいつでもできる。まずは相撲に集中したい。(学
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