【伊藤和行】11月から家庭ごみの有料化に踏み切った東京都立川市で、指定袋の在庫が底をつきかけている。品切れになる取扱店が相次ぎ、市への問い合わせや苦情は1日100件以上に。製造業者に追加発注したものの、追いつかないのが実情だ。対応に追われる市は「見通しが甘かった」と話している。 指定ごみ袋は、可燃ごみと不燃ごみの2種類あり、容量別に5、10、20、40リットルの4サイズある。市内や近郊のスーパーやコンビニなど約230店舗で「ごみ処理手数料」の名目で販売し、店が市に手数料を納めている。 市ごみ減量推進課によると、在庫がなくなっているのは、可燃ごみの5、10、20リットルサイズの袋。有料化が始まる2カ月前の9月から11月まで、無料配布分も含めて計280万枚を用意したが、今月に入って店舗での品切れが相次いでいるという。 契約業者の工場は他の自治体のごみ袋も生産しており、注文してもすぐに納入できる
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