UWF、UWFインターナショナルで活躍した元プロレスラーの宮戸優光氏(57)が、今年5月にプロレスラーの中野巽耀(55)の著書(辰巳出版刊)で名誉を著しく損なわれたとして中野と同書の佐々木賢之編集人に対して名誉毀損罪で告訴していた件で、警視庁四谷署が19日までに東京地検へ中野と編集人を書類送検したことが関係者への取材で分かった。 書類送検容疑は、今年2月に出版された中野の著書での宮戸氏についての記述で、同氏への名誉毀損となる。関係者によると、告訴状は、5月に宮戸氏が住む神奈川県警へ提出したが、その後、版元の辰巳出版(東京・新宿区)の管轄区域である警視庁四谷署が受理。中野への事情聴取など捜査を進め、この日までに書類送検した。 今後は、地検が公判を請求するか判断するが、宮戸氏の代理人を務める中山雅雄弁護士は、スポーツ報知の取材に「今は検察の判断を見守りたい」と話していた。一方の辰巳出版は「何も