広島中村奨成外野手(25)が25日、マツダスタジアム内で契約交渉を行い、50万増の800万円で更改した(金額は推定)。 今季は昨季を上回る30試合に出場し、自己最多70打席に立つも、打率は21年以降ワーストとなる1割4分5厘、0本塁打、1打点に終わった。2軍では4割7分4厘をマークした長打率も、1軍では1割7分4厘にとどまった。「2軍の技術に達しても、1軍の投手の球を打つ技術がまだない。1軍の投手を打てないとレギュラーになれないし、同じような結果で終わってしまう。ガラッと変えるつもり」。増額更改にも、危機感を募らせる。 マツダスタジアムで続く秋季練習に参加し、よりシンプルな打撃フォーム構築に取り組む。「今150キロが普通になっている。そこをはじき返せるようにしていかないと。今年はクソみたいな数字ばかりだったので、監督、ヘッドから信頼を得られるように」。打撃センスは周囲も認める。まずは速い真