いたずらの119番を約1万3900回かけたとして、千葉県警行徳署は6日、同県市川市相之川、無職斉木江利子容疑者(41)を偽計業務妨害の疑いで逮捕した。 発表によると、斉木容疑者は2011年2月から12月の間に、自分の携帯電話で119番を計約1万3900回かけて、市消防局指令課職員に「死ね、殺してやる」などと暴言を吐いたり、歌を歌ったり、「今、帰ってきたよ」と話しかけたりして業務を妨害した疑い。1日に数百回電話したこともあり、斉木容疑者は容疑を認めているという。同署が動機を調べている。 市消防局によると、ウソの通報はなく、消防車や救急車が出動することはなかったが、「職員の負担は大きかった」という。