野毛大道芸実行委員会(横浜市中区)は27日、協賛金の会計に不正があり、約119万円が使途不明になっていたと発表した。 チェック体制を確立させるため、4月26、27日に予定していた「第40回野毛大道芸」を、9月20、21日に延期する。実行委は「多大な迷惑と心配をかけ、心よりおわびする。信頼回復に取り組む」としている。 実行委によると、スタッフのTシャツを作るため、地元商店主らから集めた協賛金の一部が、本来の口座とは別の口座に入金されていたことが昨年10月に発覚。調査の結果、2010年5月~13年10月、別口座に入金された額の一部119万2670円が使途不明になっていた。 実行委の50歳代の自営業男性2人が関わっていたことが判明し、2人は昨年11月に辞任、今月24日に全額を返金した。2人は「実行委で使うパソコンなどを購入した」と説明したが、領収書は見つからなかったという。実行委は2人が反省して