【野球】白スパイク採用から3度目の甲子園 今大会は何校が着用するか 拡大 高校野球において、昨年度から熱中症対策の一環として使用が認められた白スパイク。導入から約1年半で、多くの球児が白スパイクを身につけるようになった。解禁シーズンの「2020年甲子園交流試合」では32チーム中14チーム、解禁から約1年がたった「第93回選抜高校野球大会」では32チーム中24校が白スパイクを着用した。 白スパイクを使用する最大のメリットが、黒スパイクに比べての体感温度の低さだ。スポーツメーカー・ミズノが「黒スパイクに比べて、内面、表面共に最大約10度低くなる」という研究結果を出しているように、酷暑の中での白スパイクの効果は抜群。今夏の予選大会を取材する中でも、黒スパイクより白スパイクを着用する選手が多い印象を受けた。 白スパイクの種類の増加も、着用率向上に拍車をかけた。ミズノ担当者によると「白だけというスパ