Published 2022/04/01 17:54 (JST) Updated 2022/04/01 18:11 (JST) 福岡市総合図書館が、館内の映像ホールで5月に予定していた「ソビエト映画特集」を延期したことが1日、同館への取材で分かった。ロシアのウクライナ侵攻で犠牲者が増える中、市民感情に配慮し判断したという。 同館は、世界の国・地域や特定のテーマに絞った映画特集を定期的に開催。5月は1960~80年代にソ連で製作された12作品を上映予定だった。米アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した「モスクワは涙を信じない」など芸術的評価が高い作品のほか、第2次大戦を扱った「鬼戦車T―34」など戦争に触れるものも含んでいた。