小学生や、中学生の時は好んで、親に連れられて頻繁に焼肉を食べに行った。 もちろん、その時の趣向はカルビだったり、豚トロだったりだ。親も頼んでいた。 高校生や大学生のときは、アルバイトで貯めた金でよく友達と焼肉に行ったもんだ。 もちろん頼んだのはカルビや豚トロ。社会人1年目や2年目、3年目のときも、カルビや豚トロを食べていた。 今は三十路。カルビも豚トロも受け付けなくなった。脂っこい食べ物がダメだ。 というか焼肉屋の煙を吸っただけで胸焼けしそうになる。 今はもう、赤身でいうとヒレ、ホルモンでいうと牛タンやハラミのような油の少ない部位でさえ食べることが難しい。特に、値段が高い霜降り牛肉なんて、到底食べたいと思えない。 最近は専ら、ホルモンのセンマイ刺しやセンマイ焼きが最近の好み。昔居た会社の上司に「犬の肉頼んでんじゃねぇ!」と言われたことがあるが、それでも好きだ。センマイ刺しが白センマイだった