中田 宏が日々感じていることやこの日本をどのようにしたいかなどを、さまざまな切り口で書き綴る、ボリューム満載(予定)の公式ブログです。 先般の尖閣諸島での中国“漁船”領海侵犯事件は、実に多くの影響を我が国に与えました。「つけ入るなら今だ」と見たロシアも、中国と呼吸を図った上で、北方領土にメドべージェフ大統領が足を踏み入れました。 すでに都内で4500人規模の抗議デモが行われたり、政府への抗議の電話やメールも殺到しています。ここにきて中国“漁船”の衝突時の映像が流出するに至って、国民の憤りは中国にも民主党政権にもさらに大きな問題意識となって広がっています。 かつて海外のメディアから、「日本人はどんな理不尽なことが起きても抗議の声をあげない、羊のような国民」と揶揄されたこともありますが、長らく「平和ボケ」と言われてきた日本人の意識が今回ばかりは変化しつつあります。大変皮肉なことですが、今回