批判するだけでは未来は見えてこない。代替案を提示し、討論と実践を通して未来社会のあるべき姿を探りたい。 前回の記事で江戸城天守について書いた。江戸城続きで江戸城外堀について書く。以前、このブログ上で「江戸城の真田丸」という記事を書いた。(この記事)その続報。 だいぶ前だが、7月14日の東京新聞の特報面に「江戸城にも真田の守り」という記事が掲載された。紹介させていただきます。 じつは、東京新聞の特報部の篠ケ瀬記者と別件でやりとりしていた際に、私の書いたブログ記事を紹介したところ、「それは面白い」と興味をもってくださり、何人かの江戸城外堀研究者に独自に取材され、それを記事にして下さったのだ。すばらしい!! まず私が前の記事で、江戸城の外堀の中で、工事を担当した大名の名が冠されているのは、真田濠だけであるが、これは何故なのだろうという疑問を書いた。 専門家ならその理由は分かるのではないかと思って