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ブックマーク / saavedra.hatenablog.com (3)

  • 【書評】ブッダになれるのは一部の「能力者」だけか、それとも全員なのか?師茂樹『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』 - 明晰夢工房

    最澄と徳一 仏教史上最大の対決 (岩波新書 新赤版 1899) 作者:師 茂樹 岩波書店 Amazon 仏教というより高度な論理学のを読んだような、不思議な読後感が得られる一冊だった。書『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』は、タイトル通り最澄と徳一の論争について解説してるが、ここでの争点は大ざっぱにいうと「人は誰でもブッダになれるのか」だ。最澄は一乗説(=衆生はいずれ皆ブッダになる)、徳一は三乗説(=ブッダをめざす道である菩薩乗と阿羅漢をめざす声聞乗・独覚乗が併存する)の立場である。大乗仏教の究極目的は「ブッダになること」なので、人がブッダになれるかどうかは一大問題だ。だからこの点について見解の相違があれば、大論争に発展する。 最澄と徳一の論争を理解するためには、最低限の仏教思想史をおさえておく必要がある。このため、書の「はじめに」では最澄の時代にいたるまでの大乗仏教思想史が簡潔に説明

    【書評】ブッダになれるのは一部の「能力者」だけか、それとも全員なのか?師茂樹『最澄と徳一 仏教史上最大の対決』 - 明晰夢工房
    goldhead
    goldhead 2021/12/15
    "こうした仏教者や因明という学問の存在は、仏教史だけでなく、日本文化そのものに新たな光を当ててくれるもののように思える"
  • ブログに「本当の感想」をもらうことの難しさ - 明晰夢工房

    togetter.com もうとっくにこの話題の旬は過ぎてしまっているが、改めて上記のまとめを読み返し、いろいろと思うことがあったのでここに書いておく。 作家もそうだが、何かしら創作をしている人は、単に創りたいものがが創れればそれで満足、という人ばかりではない。誰かに反応してもらえるから、褒めてもらえるから、という動機でがんばる人も多い。そのことの良しあしをここで論じる気はない。ただ、皆がダーガーのようにひたすら孤独に砂場で砂を積みあげ、好きな風景をつくることに没頭できるわけでないことは確かだ。反応が気になるタイプの人はどうしたって気になる。 では、小説に感想をもらいやすくするにはどうしたらいいだろうか。書き手が感想をもらえれば励みになるように、感想を送る側もまた、作者に反応してもらったほうが書く甲斐があるというものだろう。つまり、感想がほしければ、感想をもらったときに大喜びしてみせたり、

    ブログに「本当の感想」をもらうことの難しさ - 明晰夢工房
    goldhead
    goldhead 2020/12/13
    三人、三人読んでくれている人がいると思えばやっていける。
  • 太古の昔、ブログは「文学」だった。 - 明晰夢工房

    p-shirokuma.hatenadiary.com amamako.hateblo.jp 今日はこちらのエントリを読んで思ったことなどを。 ブログに商業化の波がやってくる前、この世界はただリアルには出せない、自分の思いのたけをぶつけるだけの場所だったように記憶している。もちろん観測範囲の問題はあるし、以前から商売のためにブログを書いていた人も、ブログを書籍化した人がいることも知っている。だが総じてブログ空間は、ただ書きたいこと、訴えたいことがあるから書く、という人が多くを占めていたように思う。 はっきり空気が変わり始めたと感じたのは、「ブログで自分語りなどしてはいけない」と主張する人たちが出てきた頃からだ。需要のないエントリなど書いてはいけないということだ。自分が書きたいかどうかではなく需要があるか、要はお金になるかが一番の関心事、という人たちが増えてきた。ブログをどう書こうと自由なの

    goldhead
    goldhead 2020/02/02
    才能のある面白い人間が全ていなくなったあと、最後の一人のはてなブロガーになってやろう。
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