馬告は、台湾の原住民「タイヤル族」の住む山奥にのみ自生しており、車では入ることのできない場所で1つ1つ手摘みで採取する、その希少性から「幻の香辛料」「レアスパイス」などと呼ばれています。「伝統」「長寿」「繁栄」などを意味する言葉の「馬告」は、「伝統が長く繁栄することを願った言葉」として名付けられたと言われています。 ※ 日本でも有名なタレントの「ビビアン・スー」さんも、このタイヤル族の出身として知られています。 馬告は「クスノキ科、ハマビワ属」の植物で、正式名称は「山胡椒」となりますが、日本の「山胡椒」とは異なるもので馬告に和名はありません。主に台湾の海抜1500メートルの山麓地帯で育った馬告はミネラルが豊富で、絶妙なホロ苦さがあり、健康に良い自然食品とされています。鮮やかな緑色の実は、1つ1つ手作業で収穫され、乾燥させることで実は黒くなり、強烈なレモングラスの香りを引き出します。 200