ライター用のガスなどを吸うと、「幻覚作用に似た状態」(後述)が起こるとされ、いわゆる不良に愛好されているとされる。 引火して爆発する危険性もあり、同様に不良に愛好されている煙草の火が引火して爆発する事故が度々起きている。 いつ頃から始まったのかは定かではないが、ガスパンという呼称と当該行為は、遅くとも1980年代には存在したことが確認されている。 まず「ガスパン」の語源であるが、これはシンナー遊びの俗称「アンパン」に由来する。 「アンパン」という名は、その昔、ビニール袋を持って吸っている姿がアンパンを食べている姿に似ていたことから、「シンナーを吸う」=「アンパンを食う」、と呼ばれるようになったことが由来となる語である。 ガスパンは、このアンパンから派生した言葉で、アンパンに対してガスだからガスパンとなった。「パン」自体に、吸うなどの意味はない。DQNの思考だと、この程度のものなのだろう。