オランダ軍UNIFIL部隊の基地前、1981年 国際連合レバノン暫定駐留軍(こくさいれんごうればのんざんていちゅうりゅうぐん、United Nations Interim Force in Lebanon)は、1978年3月19日に採決された国際連合安全保障理事会決議425に基づき、国際連合によって組織された部隊である。しばしばUNIFILとの略称で言及される。日本のメディアにおいては、国連レバノン暫定軍、国連レバノン駐留軍との名称も用いられている。 レバノンからのイスラエル軍の撤退を監視し、レバノン政府の統治体制を安定化させることを目的としている。部隊の第一陣は1978年3月23日に第二次国際連合緊急軍(UNEF II)および国際連合兵力引き離し監視軍(UNDOF)の部隊の一部を転用する形で編成された。 1982年にイスラエル軍がレバノンに侵攻した後には、南レバノンにおけるレバノン市民へ