なかなか興味深い統計結果。日本レコード協会の「音楽メディアユーザー実態調査」。2008年度版の調査結果が3月12日に公開されてる。 一般社団法人 日本レコード協会 概要はこちらでも触れられているけど。 YouTubeがCD購入のきっかけに 若年層で顕著 - ITmedia NEWS こういうデータをいじくるのは好きなので、せっかくなので自分もちょっと分析することにした。幸いなことにデータは結構ネットであたれるし、これ以外にも相当なものが転がっているので。便利な世の中に感謝だねえ。 概況 「CDが売れない」という話はもはや周知の事実。ミリオンセラーが出なくなったし、明確に数字として出てます。 社団法人 日本レコード協会|各種統計 - CD生産数量 社団法人 日本レコード協会|各種統計 - CD生産金額 数量で見ても、金額ベースで見ても、見事なまでの右肩下がり。気持ち良いくらいの右肩下がり。
CD・レコードを「よく買う」は5.8%、「ダウンロードで購入するのでほとんど買わない」は9.4%――アイシェアがネットユーザーに行った調査で、こんな結果が出た。 「CD・レコードを買うか」聞いたところ、最も多かったのは「たまに買う」で39.1%。「音楽に興味がないのでほとんど買わない」は19.7%、「知人に借りる・レンタルするのであまり買わない」は26.1%だった。 CD・レコードのジャケットだけを見て購入する「ジャケ買い」をという言葉を「知っている」人は58.5%。20代で77.4%、30代で69.1%、40代で40.7%と、若い年代ほど知っていた。 ジャケ買いを知っている人のうち、「ジャケ買いしたことがある」人は37.6%。年代別では40代が54%と最も多く、20代(24.4%)より29.6ポイント上回った。 ジャケ買いする理由のトップは「ジャケ買いで当たったときにうれしいから」(49
B3 Annexでは、昨年後半から、Radioheadやマドンナ、プリンスなど大物アーティストによる"新しい音楽ビジネスへの動向"について積極的に伝えてきた。音楽は常に「先兵」であり、音楽で起こっていることは、やがて映像などのほかのコンテンツにも起きうることだと考えるからだ。 さて、もう一度、"音楽ビジネス"について考えるうえで、Wired誌のデビッド・バーン(Talking Heads)の音楽ビジネス考察("David Byrne's Survival Strategies for Emerging Artists and Megastars")が面白い。ここでは、B3 Annex抄訳で見ていきたい。 バーン氏は、まず、今日音楽ビジネスといわれるものが、音楽を制作することではなく、CDをプラスチックケースに入れて販売することを意味するようになっていて、それもまもなく終わる、としている。
米アップルはMacworld Expoにて、今年3月までにコンテンツ配信サービス「iTunes Store」の楽曲をすべてデジタル著作権管理なし(DRMフリー)にすると発表した(関連記事)。 このアップルの「大きな一歩」は、どのような流れの中で決断されたことなのだろうか? ジャーナリストの津田大介氏に音楽配信の最新事情を聞いた。 津田 DRMフリー化は時間の問題だと思っていました。というのも、米アマゾンが2007年10月からDRMフリーのMP3を販売する音楽配信サービス「Amazon MP3」を始めていたからです(関連記事)。 米国の4大メジャーレコードは、今回、iTunes Storeへの提供を始める前から、DRMフリー/256kbpsの楽曲をAmazon MP3で販売していました。MP3の楽曲なら、iPodやiPhone、iTunesでも扱えるので、わざわざiTunes Storeを使
坂本龍一さんに聞く ネット時代の音楽表現とは2008年12月18日 印刷 ソーシャルブックマーク マンハッタンの自身のスタジオ=米・ニューヨーク インターネットの普及、とりわけ近年の動画サイト人気は「音楽表現のありよう」を大きく変えつつある。レコード会社に属さずに音楽活動をすることがさらに容易になり、テクノロジーの進化は新しいポピュラー音楽の形を生み出す可能性を秘める。一方でネットは「何のために表現するのか」という根源的な問題を職業音楽家に突きつけてもいる。ネット時代にどんな思いで創作しているのか。米ニューヨークで活動する作曲家の坂本龍一らに聞いた。 ――ネットの普及で、音楽はどんな影響を受けたのでしょうか。 「レコードからCD、ネット配信へと媒体が進化し、複製と流通コストが下がったことで、1曲あたりの販売単価は下がった。簡単にコピーやダウンロードをできるようになり、違法な複製も日常化した
「映画業界は音楽業界より好調」:理由はビジネスモデル 2008年12月15日 経済・ビジネスメディア コメント: トラックバック (0) Eliot Van Buskirk Photo credit: Vlastula オンラインのメディアストアは、そのカタログに新しい音楽や映画が加わったとき、その事実を当たり前のように発表する。しかし、コンテンツを削除するときには公にしない。そして、コンテンツの削除は予想以上に行なわれている。 オンラインのミュージックストアから時々楽曲があっさりと消えるのは、契約が切れたときだ。ビデオの方はもっと複雑で、ペイパービューのサービスや有料のケーブルテレビといったもっと儲かる販路で作品を公開できるようになると、映画会社は『iTunes』や『Netflix』のストリーミング・サービスから作品を引き揚げる。 現在のところ、映画会社にとってこの方針は理にかなっている
8月の最後の土日、ちょっと変わったオーディオイベント「my-musicstyle」が開催された。普通のオーディオ試聴イベントとは違い、「マニア禁制」をうたうこのイベント、以前からそのスタンスに興味があったので、足を運ぶことにした。 会場となった恵比寿のSPAZIO1は、ちょっとコジャレた新製品の発表会などでメーカーが使いそうな、イベントスペースだ。オーディオイベントと聞いて、各出展者がブースを設けているようなイメージを抱いていたのだが、実際には壁沿いにコンポーネントしたオーディオセットが並び、希望者が順番に視聴できるという、オープンなスタイルの試聴会のような雰囲気である。 来場者にはドリンクが配られ、浴衣の女性スタッフが華を添える。マニア禁制というだけあって、視聴される音楽もオールドロック、メタル、J-POPなど、まずオーディオ専門店のフロアでは流れないジャンルのものばかり。すべて来場者が
MicrosoftとYahooでは実際に起こったことだ。Appleではどうだろうか。 Yahoo Musicが、楽曲のコピーを防止するソフトウェアを解除するための認証キーの発行を停止すると発表した7月、著作権侵害対策が施されたソフトウェアの制約が劇的に明らかにされた。 すでに休止されたMicrosoftの「MSN Music」サービスも、2007年春に同様の発表をしていた。CNET Newsの読者から、同じことが「iTunes」でも起こり得るかという質問が寄せられたが、答えはイエスだ。ほぼ間違いなく起こるだろう。 もし、AppleがYahooやMSNのように「FairPlay」デジタル著作権管理(DRM)キーの発行を停止したら、iTunesユーザーは楽曲をほかのマシンやデバイスに移動できなくなる。Appleが販売した50億曲の大半がこの影響を受ける(世間からの相次ぐ批判に応えて、Micro
岩崎宏美・紙ジャケCD×22枚、ヒットの理由〜限定BOXで売らなかったのはなぜ?:NBonline(日経ビジネス オンライン) 去年8月と古い記事だけど、最近見つけたので。メインの話題も面白いが特にアルバムCDの売り上げの数字が興味深かった。 森谷 旧譜の再販の場合、ひとくちに言って1枚につき1000枚が「まあ、よかったね」と言われる目安なんです。この企画の場合も、だいたいそのくらいでしたね。 でも、例えば堅く見て1000枚として、そうすると全22枚で2万2000枚じゃないですか。今は、2万枚も売るなんていうのはものすごく大変なことなんです。1アーティストで1作品のアルバムで2万枚売れる人なんて、社内でも数えるほどしかいませんから。業界を見回しても同じことが言えますね。 本当のビッグネーム、音楽好きなら誰でも知っているぐらいの名前じゃないと2万枚は売れません。今は本当に、そのぐらい市場が悪
音楽:ダウンロード販売が浸透 全体の23%占める 2008年1月11日 カルチャー コメント: トラックバック (0) 南 優人/Infostand 米Nielsen SoundScan社はこのほど、米国の音楽販売でダウンロード販売の占める割合は23%に高まったと発表した。ダウンロードだけで100万を超えたミリオンセラーが2007年は41曲に上り、前年(22曲)を大きく上回った。 2007年のダウンロード販売実績は、シングルが前年比45%増の8億4420万曲、アルバムは同53%増の5000万セットに達した。 CD販売は減少したため、アルバム全体に占めるダウンロード販売の割合は10%(前年は5.5%)に拡大した。 ダウンロードだけで200万を超えた「ダブル・ミリオン」は9曲。前年は1曲だったため、デジタル部門の急成長が鮮明になった。
忘年会で何キロ太っただろう。焼酎のビンはしばらく見たくない。 とにかくいくつもの忘年会でいろんな音楽業界の人間と話をしてきた。 流通、メジャー、インディー、マネージメント、小売、媒体など、それぞれポジションは違うが、みんな総じて「あきらめムード」である。 自嘲自虐なギャグもすべりぎみで、舐めあうには深すぎる傷を負っている。 2007年がどんな年だったか。音楽業界にとってはいよいよ冬の時代の本格到来である。 一昨年より去年の方が悪く、去年より今年の方が明らかに悪い。 冬の時代の到来、なんて書くとそのうち春が来そうだが、実際はそんなことはないだろう。 たまたま日の陰った不況というよりは、もっと構造的な問題、本質的な問題なような気がする。 だから本当は「死期を悟った」とでも書いたほうがいいかもしれない。 あるいは「終わりの始まり」とでも。 忘年会も一段落し、時間もある。ちょうどいい機会だ。(感傷
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ゴールデンウィークで友達が日本から遊びに来ていたので、あちこち近くを観光した。そこで出会った動物の皆さんです。 鯨: 遭遇確率 – 低(私は今回初めて見ました。) モントレーとカーメルの間に、17-mile Driveという有料道路がある。高級住宅地なんだが、いくばくかのお金を払うと普通の人も入れる。有名なPebble Beachのゴルフ場もここにあります。 で、いくつかの「見所ポイント」があるのだが、その一つがLone Cypress。岩に一本の糸杉が立っているので有名なのだが、今回は鯨がいた。といっても鯨が吹いている汐が見えただけですが。下の写真をクリックして拡大すると見えると思います。 リス: 遭遇確率 - 100% この辺ではリスは害獣なのだが、ま、ここまで行くとかわいいかなぁ・・・というのがCarmelあたりの海岸にいるリス。これは、Carmel Beachにて。 鯨を見たのと同
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