本日の内容 13-1. 順序木 13-2. 連想配列 このドキュメントは http://edu.net.c.dendai.ac.jp/ 上で公開されています。 13-1. 順序木 順序木の定義 順序木は、値の大小に基づいて値を格納する木であり、低いコストで値を小さ い順に取り出すことが可能になります。 順序木とは、各頂点に値を持つ二分木のうち、次の性質を持つものです。 左の枝に接続している全ての頂点の要素は、この頂点の要素より小さい。 右の枝に接続している全ての頂点の要素は、この頂点の要素より大きい。 このような性質を持っている木に対して新たな値を格納することを考えます。 値を格納できる場所を探す際、各頂点の持つ値と比較していくことで、頂点の 右の枝の方面か左の枝の方面か選ぶことができます。 すると、木の深さ分だけ値を比較することで挿入可能な場所を捜し出せること になります。 木の深さは、