大手通信会社の「ソフトバンク」は、海外でスマートフォン事業を拡大するために、およそ2700億円でアメリカにある携帯端末の卸売会社など、海外の企業2社を買収することになりました。 発表によりますと、ソフトバンクはアメリカの携帯端末の卸売会社「ブライトスター」の株式およそ57%を、およそ12億ドル(日本円にしておよそ1200億円)で取得し、子会社にします。 この会社は、世界120か国以上でスマートフォンなどを通信会社に販売する卸売事業を手がけており、今後5年間で株式の保有比率を70%程度に引き上げるとしています。 今回の買収によってソフトバンクは、グループで大量のスマートフォンを仕入れることが可能となり、端末メーカーに対して仕入れ値の価格交渉を有利に進めるねらいがあります。 ソフトバンクは15日、スマートフォン向けのゲームを開発するフィンランドの企業を買収することでも合意しており、海外の2つの