iOSアプリケーションで非同期に処理を行うためにはオペレーションキューを利用します。 ファイルのダウンロードのような完了するまでに時間のかかる処理をメインスレッドで実行してしまうと、処理が完了するまで画面が固まってしまいユーザビリティがが著しく低下してしまいます。これを避けるため、完了までに時間のかかる処理はメインスレッドとは別のスレッドを作成して非同期に処理を行う必要があります。iOSにはいくつかの非同期処理を行う方法がありますが、ここではオペレーションキューを使った方法を解説します。 オペレーションキューを用いた非同期処理 非同期に処理を行うためには、非同期に行いたい処理をオペレーション(NSOperation)として定義し、そのオペレーションをオペレーションキュー(NSOperationQueue)へ追加してやります。追加されたオペレーションはオペレーションキューにより直ちに別スレッ