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犯罪とアートに関するgoodbadnotevil-syamoのブックマーク (1)

  • 真贋のはざま

    ■デューラー贋作事件 アルブレヒト・デューラーの絵画・素描・銅版画・木版画は生前から賞美され、市場の人気も高かったために多くの模作・贋作がつくられた。デューラーは、1506年にヴェネツィア市会に訴えて彼の署名(モノグラム)の使用禁止を求めたり、1512年にはニュルンベルク市会に贋作禁止を関係者に警告させたりした。死後も贋作は尽きず、困り果てた未亡人は偽の木版画を買い取り、ニュルンベルク市会もその半分を負担した。しかし、16世紀から17世紀にかけて模作・贋作は盛んにつくられた。オーストリアのヴィルヘルム大公は贋作と知らずに68点もの作品を購入している。一方、プラハのルドルフ2世はデューラー風の絵を描いたハンス・ホフマンを招聘している。ホフマンの贋作は近年まで真作とされていたバルベリーニ美術館(ローマ)の《兎》をはじめ多数存在する。また、バイエルン選帝公マクシミリアン1世も宮廷画家にデューラ

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