遺骨を海や山、あるいは宇宙へ散骨するといったさまざまな葬送方法が増えてきているが、エコの観点から遺体を“液化”し、そのまま排水する「水葬」システム導入について論争が起きているという。 スチール製の容器に入れられた遺体にアルカリ性の液体を注入し熱すると、人体の組織が分解され、骨以外の全てを排水溝へと流せるという水葬システム「リソメーション」。環境にも配慮されており、カナダやベルギーなど、すでに採用されている地域もあるそうだ。 先日、イギリスのオールドベリーの議会で同システムが採用されかけたものの、地元の水道会社が「無害であっても、水系に死者が入り込むことに対して一般の人たちが忌避感を持つと思われる」と不服を訴え、承認の取り消しへと動いたと、欧米の多くのメディアが伝えた。 ネットでは「今までのやり方で問題はないのでは」「下水と一緒に処理されるのは嫌かも」「選択肢は多いほうがいいと思う」「死者へ