ブックマーク / agora-web.jp (64)

  • コンピュータは人間を神にするのだろうか~2029年に訪れる人間とAIが対等になる時代

    コンピュータは、人間と対等の存在になるのはいつだろうか。アメリカの発明家で未来学者のレイ・カーツワイル(Ray Kurzweil)が新刊「How to Create a Mind: The Secret of Human Thought Revealed」を発表した。そこでは、コンピュータが人間の脳の持つパターンをシミュレートできることが可能であり、現在のペースでコンピュータの性能が上がり続け得れば、脳科学と人工知能AI)の融合によって、2029年に人間と同じレベルのAIが登場すると言い切っている。 そんなSFめいたことが、当に実現するだろうか。それを気で信じている人たちがアメリカに存在しており、事実、社会に対して影響力を持っている。 Timeの2011年2月の「2045: The Year Man Becomes Immortal」より ■「ムーアの法則」によって我々はどんどん豊か

    コンピュータは人間を神にするのだろうか~2029年に訪れる人間とAIが対等になる時代
  • 御用学者って呼びました? --- 中村 伊知哉

    中村伊知哉は御用学者である。IT業界に近すぎる。けしからん。 そういう批判を見かけます。ある有名サイトでもそうした論調を拝読しました。 やったぜ! チャンスだと思いました。だって、その意見、バカなんだもん。真っ向から潰し、世間の認識誤りを改めてみたい。だから、できるだけ炎上してもらいたかった。ところがコレが全く盛り上がらない。つまんない。 なのでここでサクっと御用+業界けしからん論に反論しておきます。(なお同時に、中村は学術論文を一つも書いていないという批判もあったのですが、確かにそこに力は入れていないものの、単なるウソなので、それは省略。) まず、御用について。 御用学者ってのは通常、政府や政権の意を受けて、その都合のいいように太鼓持ちをする輩のことを指すのでしょう。ところが、ぼくはけっこう政府の逆張りなのです。ヲチしてる人はご存じのとおり。 民主党政権が掲げた日版FCC設立に真っ向か

    御用学者って呼びました? --- 中村 伊知哉
  • 「政治」という名のマーケティング

    科学者は、発見や発明によって、人々が求める商品やサービスが安価に作り出される基礎を作る。事業家は、こういった商品やサービスが実際に作られ、人々に提供される仕組みを作る事によって、富と雇用を生み出す。そして、政治家は、税金の取り方や使途を決め、法律や制度で事業家を支援したり牽制したりする事によって、選挙民に喜んで貰おうとする。全て、大変重要な仕事をしていると言える。 しかし、科学者がよい仕事をする為には、国や企業がその能力を認め、研究費を出してくれる事が必要だ。事業家がよい仕事をする為には、投資家や銀行がその事業計画を認め、資金を投下してくれる事が必要だ。そして、政治家がよい仕事をする為には、選挙民に投票してもらって、自らが所属する政党が政権をとることが必要だ。つまり、誰もが、周りの人達に自分の能力や考え方を認めてもらうように努力する必要があるという事だ。 政治家にとっては、これは絵に書いた

    「政治」という名のマーケティング
  • 21世紀は個の時代 : アゴラ - ライブドアブログ

    OPINION 21世紀は個の時代 / 記事一覧 今、京都での国際研究集会(Pacific Rim Complex Geometry Conference)に参加している。この研究集会は特に若手研究者を多く講演者に招くものだが、参加者の中には、世界を渡り歩いている研究者が多い。例えば、あるドイツ人若手研究者は、PhDはアメリカ中国人研究者の指導の下で取得し、ポスドクはイギリスでといった具合である。 こういった人たちに囲まれていたところ 「日人すべてが」「日全体が」幸せに生き残るっていうのがもう無理だと思うんですよね。国民国家レベルの話は最早不可能というか。その認識に決定的な亀裂があると思う。— 佐々木俊尚さん (@sasakitoshinao) 8月 7日, 2012 という佐々木俊尚氏のツイートがあった。 ここでは、このツイートの意味するところを分析したい。 現在、世界の成