総人口の減少と高齢人口の増加が同時に進行する、人口減少社会の最初の局面に出現した、奇妙な人手不足。なぜ人口減少なのに人手不足なのか、その転換のメカニズムを明らかにするとともに、転換後の社会の突破口とキーワードを豊富なデータと事例研究から提示する。 目次 <Chapter 1> ・「令和の転換点」とは何か ・なぜ人口が減っているのに、人手不足なのか ・世帯の人数によって、消費や時間の使い方に差異はあるのか ・小括「令和の転換点」 <Chapter 2> ・「令和の転換点」後の社会 ・労働供給制約とエッセンシャルワーク 持続可能な未来のために ・迫る公務サービスの限界点 ・日本の地方発、転換後の社会モデルとは ・「生活者であり労働者でもある」ことがもたらすもの <Chapter 3> ・解決策と突破口 ・提言 誰ひとり放っておかない日本を作るために
