インフルエンサーという現象は一部の特別な存在にとどまらない。誰にでも門戸が開かれているところに、インターネットの面白さがある──。 そう訴えるのは、アジャイルメディア・ネットワーク アンバサダーとピースオブケイク noteプロデューサーを兼任するブロガー、徳力基彦氏だ。 Forbes JAPANは、9月25日発売の本誌で「WHO IS THE TRUE INFLUENCER?」と銘打ち、8人の識者をアドバイザリーボードに迎え、トップインフルエンサー50人を初めて選出した。 インターネットの20年をウォッチしてきた徳力氏の経験と論考を、約1万字のロングインタビューでお届けする。 ──インフルエンサーという現象はインターネットやSNSの歴史とも深く関わっていると考えられます。ネットの世界で活躍されてきた自身の経験を振り返ってください。 SNS以前に、ブログの登場によって個人がインターネット上で