餃子。日に日に戦火は拡大しとるわけですが、心配なのは批判の方向が全然違うことね。気がつくと「国はなにやってる」みたいな話が広がってる気がするのですよ。「政府しっかりしろ」と。検疫とかの人員が足りないとか言い出すところも出てきてるし。何かおかしい。話が別な方向に行ってる。 話の根本は「毒入り餃子を売るんじゃねえ」なんですよ。そこが入口。でもって出口は「毒入り餃子を作るんじゃねえ」。で、この双方に国とか政府とか公の機関は本来関係ないわけ。全部民間の会社の話で、民間の会社が起こした問題。被害者も加害者もともに「民」で、「民−民」の問題。本来「公」は関係ねえ。 で、こういうところで国の関与を期待することで、国は肥大化するんですよ。「大きな政府」になってしまう。果たしてそれがいいことか、ここに議論の余地はある。何でもかんでも国にやってもらっていいんかね。それってかえって非効率にならんかね。食なんて「