Lesson305 ひとつ上の、人をわかる力 このところ、ずっとひっかかっていたことがある。 それは、 「できの悪いコラムに、なぜ できのいい読者メールが、たくさん返ってくるのか?」 ということだ。 ふつう、 いいものが書けた時 → いい反響がたくさん返ってくる いいものが書けなかった時 → 反応がうすい と、考えがちだ。 たしかに、そういうときもある、 しかし、意外にそうでもない。 自分で納得するものが書けて、 文章を観るプロの編集者さんたち、複数からも、 あとで「あれはよかった」と褒めてもらえるようなとき、 意外に反応のメールが少なくて、さみしいことがある。 自分で想う域まで、どーしても浮上させられず、 あとから編集者さん複数の反応をみても、 客観的にできが悪かったんだな、と思うような回に、 意外なことに、読者から 質のいいメールがたくさん来ることがある。 どうしてだろう? とおりいっ