最近、仕事でワークフロー的な業務フローを考えたり、また自身の会社の見積業務のワークフローに立腹する機会が多くて、ワークフロー製品の問題点を考えてみました。 まず、市販の電子ワークフロー製品ですが、「チームでの仕事」に対応できる製品が少ない。 日本の組織はあくまでも「役職」や「職位」、「所属」に権限がついてくるのであって個人に権限がつくのではありません。 だから、例えば総務部の主任のBさんが起案した案件について、途中からやはり総務部の主任であるCさんが引き継いで修正案を起こすなんてことは日常茶飯事に行われるのです。 たとえば、B主任の申請をA課長が差し戻し場合、B主任が訂正して再提出できるのはもちろんですが、代わってC主任が訂正して再提出できるというフローも必要になります。 もちろん、案件の種類によっては本人のみしか参照できないようなフローも必要ではあります。(例えば、個人の身上変更とか)