ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「ネックレス星雲(PN G054.2-03.4)」の最新画像。ゴージャスな首飾りのように、明るい高温ガスの塊が並んでいる。2005年に発見された惑星状星雲で、終末期を迎えた2つの恒星が外層部のガスを放出した後の残骸である。 Image courtesy ESA/NASA ハッブル宇宙望遠鏡がとらえた「ネックレス星雲(PN G054.2-03.4)」の最新画像。ゴージャスな首飾りのように、明るい高温ガスの塊が並んでいる。2005年に発見された惑星状星雲で、終末期を迎えた2つの恒星が外層部のガスを放出した後の残骸である。 膨張して赤色巨星となった恒星は、約1万年前に付近の星を飲み込んだ。残った中心核と飲み込んだ星(写真中央の点)は、互いに高速で周回するようになり、今や1周に1日もかからない。遠心力で大量のガスが放出され、約1万5000光年先の宇宙に一風変わったリング
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