『Kiss』プリントを施した女性用のビキニショーツ4200円 / Credit for film stills: Andy Warhol, Kiss, 1963 Credit for Andy Warhol Foundation: ©/®/™ The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts ©2018 The Andy Warhol Museum
2017年12月初旬、ロサンジェルスのスタジオでカメラレンズの前に立ったファレル・ウィリアムスは、ほとんど無口でニコリともしない。目つきもどこか反抗的だ。まるで身に着けたレザージャケットやダメージジーンズのパンク・スピリットが乗り移ったかのように。しかし、撮影を終えて対面インタビューになると、身を乗り出して饒舌に、だがゆっくりと話し始めた。 「”パーティやろうぜ”とか”愛してるぜ”とかって気分じゃなかった。”俺の愛車に乗らないかい?”っていうような音楽は一切やりたくなかった。この世の中、いまやすっかり変わってしまったから。もはや何が正しくて何が間違ってるかなんて区別もつかない。そういうことが重要じゃなくなってしまっているみたいだ」 7年ぶりにニューアルバム『ノー_ワン・エヴァー・リアリー・ダイズ』を発表したN.E.R.D。音楽プロデューサーチーム、「ザ・ネプチューンズ」の相方であるチャド・
数年に1度のレベルという強烈な寒気が、恐ろしくも“毎週”やってきた2018年1月の日本列島。そのもっとも雪の深い日にスバルは雪上公道試乗会を開催した。参加した吉田 匠が雪原の彼方からレポートする。 文・吉田 匠
2018-2019AWファッションウィークのラスト・パートは、ニューヨーク。 厳寒を乗り越えるファッション業界人のしゃれった防寒ルックを見てみよう。 Words by Winsome Li (GQ) Photos by Dan Roberts ニューヨーク・ファッションウィーク・メンズが、2月5日から8日まで開催された。2018年秋冬シーズンのコレクション発表はロンドン、フィレンツェ、ミラノ、パリの4都市を終えて、最終都市のニューヨークで幕を閉じた。手足が痺れる激寒(最低気温はマイナス3度!)のニューヨークを行き来するファッション業界人は今季のトレンドを実践しつつ、防寒性の高いスタイルを着こなした。その姿をお届けする。 1. NYの厳冬を制するダウンジャケット!
フォーマルウェアは毎年買い替える類いのものではありませんが、気分転換に小物を新調してみていかがでしょう。心が浮き立つこと間違いなしの新作を見繕ってお届けします。 Photos: Shinsuke Kojima, Daigo Nagao Styling: Akito Kitano, Shingo Fukuyama Words: Kei Takegawa ふっくらとした弾力に包まれる幸福も─RUBINACCI ロンドンハウスの名で一世を風靡した、サルトリア・ナポレターナを代表するルビナッチ。マスキュリンなことこの上ないシルエットはブリティッシュ・テーラリングへの敬意からはじまり、ついにはヴィクトリア&アルバート博物館に永久展示されるに至った2代目マリアーノ・ルビナッチの面目躍如だ。かの地のアリストン製ベルベットの上品な光沢感、ふっくらとした弾力もたまらない。タキシード ¥307,800〜(オー
イラクのキルクーク出身で、スウェーデンで育ったDilan LurrとLezan Lurrの兄弟が、2017年秋冬シーズンに立ち上げたNAMACHEKO(ナマチェコ)。パリのコンセプトストア「ザ・ブロークン・アーム」がファーストシーズンから強力にプッシュするなど、世界中のモード関係者がその動向を注視している次世代のスター候補のひとつだ。 これまでパリ・メンズコレクションの会期は5日間だったが、ミラノが会期を3日間に短縮したこともあり、今シーズンからミラノからパリへの移動日の夕方以降に伸び盛りの若手の枠が設けられた。その3ブランドのうちのひとつがナマチェコ、というわけだ。 会場はパリ北部のとある研究機関の講堂。壁はインダストリアル感のあるシルバーで、床には緑の絨毯が敷き詰められていて、70年代のフューチャリスティックなムードを感じさせる空間だ。フォトグラファーをステージの上に配置し、会場内の通
1階には、テーラーメード(特別注文プログラム)で仕上げたというGTC4ルッソが飾ってある(取材当時)。色から素材、組み合わせまで、本社の専任スタッフやデザイナーと相談しながら、本当に世界に1台しかないコンフィギュレーションの跳ね馬を手に入れるプログラムが「テーラーメード」という仕組みだ。 この「テーラーメード」では、純正以外のボディカラーはもちろん、シート地にたとえばデニムやハリスツィードを使うなど、自由自在。制限は貴方の財布のナカミと想像力次第、という、ウルトラ贅沢なフルオーダーシステムだ。今回はさすがにそこまで試せないけれども、それはまた次回のお楽しみ、もしくは自分自身の夢、にとっておこうじゃないか。 2階に案内された。色とりどり、ほとんど自由奔放と言いたくなるような色味のステアリングホイールやアロイホイール、シートの見本が並んでいる。テーラーメードなら、こんなに自由にできるものなのか
2017年12月初旬、ロサンジェルスのスタジオでカメラレンズの前に立ったファレル・ウィリアムスは、ほとんど無口でニコリともしない。目つきもどこか反抗的だ。まるで身に着けたレザージャケットやダメージジーンズのパンク・スピリットが乗り移ったかのように。しかし、撮影を終えて対面インタビューになると、身を乗り出して饒舌に、だがゆっくりと話し始めた。 「”パーティやろうぜ”とか”愛してるぜ”とかって気分じゃなかった。”俺の愛車に乗らないかい?”っていうような音楽は一切やりたくなかった。この世の中、いまやすっかり変わってしまったから。もはや何が正しくて何が間違ってるかなんて区別もつかない。そういうことが重要じゃなくなってしまっているみたいだ」 7年ぶりにニューアルバム『ノー_ワン・エヴァー・リアリー・ダイズ』を発表したN.E.R.D。音楽プロデューサーチーム、「ザ・ネプチューンズ」の相方であるチャド・
スポーツミックスとノームコアの流行から、バックパックが長きにわたってトレンドバッグだった。スケートボードとヒップホップのストリートテイストがファッショントレンドをつくる現在、次のトレンドバッグはミニだ。 ミニバッグの火付け役はサコッシュ人気からはじまった。サコッシュ(仏語で袋の意味)は、自転車のロードレース中に食料などを受け取る小さなショルダーのこと。スポーツメーカーのそれが、音楽フェスからタウンユースまで使えるバッグとしてジワジワ広まってきた。ついに、2018年春夏シーズンは、ハイ・ブランドのランウェイにもサコッシュが登場して、いよいよトレンドの最前線に躍り出た。ミニバッグ人気は、サコッシュからはじまり、ダサいアイテムの象徴だったウエストバッグまで飛び火した。サイズはスマホと長財布が入るくらいがちょうどよく、ちょっとした外出にピッタリのミニバッグは、新年いち早く手に入れたいマストアイテム
今から5年前、2013年5月のこと。ランボルギーニ社は世界中から400人近くのVIPカスタマーを彼らの愛車ともどもイタリアに招いて、創立50周年を盛大に祝うツアーイベント「GRANDE GIRO」を開催した。筆者ももちろん、いちジャーナリストとして参加したのだけれど、そのとき、ある確信を得たことを今でも鮮明に覚えている。 世界が認めるスーパーカー・ブランドであることに留まらず、けれども、その現在進行形のキャラクターを決しておろそかにはしないで、自ら未知の領域=ラグジュアリーゾーンへとチャレンジする。そんな意気込みを、5日間にわたった豪華な北イタリア・ドライブツアーを通して、感じ取っていた。 ランボルギーニの歴史を振り返れば、実は苦難の連続であったことを知る。1963年に設立されるも、世界初のスーパーカーというべきミウラのデリバリーが始まった頃には、創始者フエルッチョのカービジネスへの情熱は
時計業界では原点回帰のトレンドが顕著である。「なんだか面白みがなくなった」という声も聞かれるが、「いやいや、そうではない。歴史ある名門ならではの価値がある」と、ジャーナリストの並木浩一は語る。 Photos: Takeshi Hoshi @ estrellas Styling: Eiji Ishikawa @ T.R.S Illustrations: Bernd Schifferdecker
2017年12月初旬、ロサンジェルスのスタジオでカメラレンズの前に立ったファレル・ウィリアムスは、ほとんど無口でニコリともしない。目つきもどこか反抗的だ。まるで身に着けたレザージャケットやダメージジーンズのパンク・スピリットが乗り移ったかのように。しかし、撮影を終えて対面インタビューになると、身を乗り出して饒舌に、だがゆっくりと話し始めた。 「”パーティやろうぜ”とか”愛してるぜ”とかって気分じゃなかった。”俺の愛車に乗らないかい?”っていうような音楽は一切やりたくなかった。この世の中、いまやすっかり変わってしまったから。もはや何が正しくて何が間違ってるかなんて区別もつかない。そういうことが重要じゃなくなってしまっているみたいだ」 7年ぶりにニューアルバム『ノー_ワン・エヴァー・リアリー・ダイズ』を発表したN.E.R.D。音楽プロデューサーチーム、「ザ・ネプチューンズ」の相方であるチャド・
ミスター・ジェントルマンのデザイナーである吉井雄一が手掛ける上質なデリカテッセン「パリヤ」が、さらにウェルネスな「ファイン・デリカテッセン」というニューコンセプトを掲げた新店舗をオープンした。新しいチャレンジの場所に選んだのは、赤坂の新しいランドマークとなるビル、赤坂インターシティAIR。早くも大好評で、ランチタイムはあっという間に満席になっている。 緑に囲まれた独立した店舗は風通しの良い立地で、グッドデザインな店内と美しく盛られたデリの見た目も魅力的。見て楽しく、食べておいしく、そのうえヘルシー。忙しく今を生きる人の身体と心のエネルギーチャージにぴったりだ。そこで服と食の関係をシームレスにとらえる吉井に真意を訊ねた。 「パリヤの出店ポリシーは“生活している人”と“働いている人”がいる場所。赤坂インターシティAIRは、敷地の5割を緑化したレジデンスとオフィスなどの複合ビルで、隣にある赤坂イ
大手セレクトショップでの取り扱いも多く、プチブレイク中のコモン スウェーデン。そんな注目株が、パリでランウェイ形式のコレクション(オフスケジュール)を発表した。 文:増田海治郎
鮮やかなアノラックに目を奪われる。赤地にブルーの楽しげなプリント。どこかフォークロアな味のあるパターンには、ほんの少し懐かしさもある。このバンダナのような柄はなんだろう? 袖や裾からは透けるフリルが覗く。しかし、その一瞬よぎるフェミニンさを、肩とポケットのカーキの布、腕に巻かれたミリタリーベルトが相殺する。ジッパーが斜めに走るディテールも、マニッシュなスピード感を付加する。肩あての横のジッパーを開けば、なかからもプリントが覗く。優し気なのに、本格仕様。こんな山男に出会ったら好きになってしまいそうだ。 同じ柄はニットにも使われる。あえてラフに縮らせた毛糸のフリンジが「腰みの」のようでカワイイ。エスニックやトライバルということばが浮かぶが、そんな枠にも収まり切らない。手持ちハンドル付きのメッセンジャーバッグにはよく見ると、ニットと同じ柄の刺繍。いや、同柄の色違いの、縮小版。メンズ小物に柄とは珍
今から5年前、2013年5月のこと。ランボルギーニ社は世界中から400人近くのVIPカスタマーを彼らの愛車ともどもイタリアに招いて、創立50周年を盛大に祝うツアーイベント「GRANDE GIRO」を開催した。筆者ももちろん、いちジャーナリストとして参加したのだけれど、そのとき、ある確信を得たことを今でも鮮明に覚えている。 世界が認めるスーパーカー・ブランドであることに留まらず、けれども、その現在進行形のキャラクターを決しておろそかにはしないで、自ら未知の領域=ラグジュアリーゾーンへとチャレンジする。そんな意気込みを、5日間にわたった豪華な北イタリア・ドライブツアーを通して、感じ取っていた。 ランボルギーニの歴史を振り返れば、実は苦難の連続であったことを知る。1963年に設立されるも、世界初のスーパーカーというべきミウラのデリバリーが始まった頃には、創始者フエルッチョのカービジネスへの情熱は
完全独立型イヤフォンとは、①左右のイヤフォンをつなぐケーブルがない②充電式③ブルートゥースなど無線機能で音楽再生機器と接続する、というオーディオガジェットだ。2016年に登場したiPhone7がヘッドフォン出力端子を廃止してから、無線でつなぐイヤフォン&ヘッドフォンのリリースラッシュが続き、2017年末に登場した新作は左右各10g以下の重さで、”耳栓”と同等のサイズにまで小型化した。たとえばボーズのSoundSport Free wireless headphones(写真右)は、幅25×高さ32×奥行き30mmと耳孔にぴったりおさまる大きさだ。 コンパクトになった結果、充電と携行を兼ねるキャリングケースも進化した。B&O PLAYのBeoplay E8(写真下)のキャリングケースは、シボがはいったレザー張りだ。ケースの大きさは幅47×高さ33×奥行き73mmとバッグのなかに入っていても邪
『ロフィシャル イタリア』と『ロフィシャル オム イタリア』の編集長として、八面六臂の活躍をしているジャンルカ・カンターロ。トム・ヨークに激似なことでも有名で、年に5回ほど日本に遊びに訪れる”日本通”でもある。 一方のアンジェロ・フラッカヴェントは、『ロフィシャル イタリア』『ザ・ビジネス・オブ・ファッション(BOF)』『10 Magazine』などに寄稿するイタリアを代表するファッションジャーナリストだ。2人は世界的なウェルドレッサーとしても広く知られているが、かれらが私服として着ている服の多くは日本のブランドだったりする。 「日本のファッションはエキサイティングだよね。ビジョンが個性的なのに、海外の物を柔軟に取り入れるのが日本のブランドの美点。80年代はヨウジヤマモト、コム デ ギャルソンが牽引していたけれど、今はサカイ、カラー、ソロイストらがその役割を担っていると思う。9月のパリで見
画期的な新素材の開発は、イッセイ ミヤケのお家芸であり、デザイナーの高橋悠介は、そのアイデンティティを忠実に継承し、さらに発展させている。 たとえば鮮やかな赤のニットとロングパーカで始まった今回のコレクション。その色にまず目を奪われるが、ショーが進むとすぐに気が付くのは、ジャケットやブルゾンの背中にある、大きなクロス(×)印である。 それは、まるでパラシュートのハーネスのように、あるいは新種のリュックの紐のように、背後にクロスを描いているが、単に紐を縫い付けた、わけではない。そのクロス部分にはギャザーがより、そのおかげでちょうど肩甲骨がラクになり、体を動かしやすくしている。 不思議に思って眺めていたのだが、後で聞くと、それはストレッチテープであった。オーバーサイズの服に、オリジナルのストレッチテープを叩き付ける。そのテープは伸縮性や耐久性に優れた、次世代のポリエステル糸によるもので、熱で縮
たとえ世界に名だたるプレミアムブランドであっても、自動車が大量生産される工業製品である以上、すべてが“完璧”なことはあり得ない。たいていの場合、コストという制約があって、なんらかの妥協が強いられるのが自動車の悲しい現実である。妥協という言葉が不適切なら、バランス感覚が求められると言い換えても構わない。 ロールス・ロイスの場合にも、諦めなければいけない項目はある。たとえばサイズが大きいとか、車重が重いとか、値段が飛び抜けて高いとか、そういったことだ。でも、それらに目をつぶれば、ロールス・ロイスを買うことは世界でもっともラグジュアリーなサルーン、もしくはクーペやコンバーチブルを手に入れることと等しい。 それは自動車にかかわる多くの人々が認める真実だろう。そしてそれは、ロールス・ロイスに乗った私が「完璧な自動車」という言葉を思い起こす大きな理由ともなっている。 では、どこが完璧なのか?
「世界一カッコいいクルマは何か?」というテーマは、クルマ好きの大好物。「エンツォ・フェラーリは、“これまでに作られたなかで、ジャガーEタイプがもっとも美しい”と語ったらしい」なんてネタを交えながら、結論の出ない議論が夜更けまで続く。 そんな激論に油を注ぐニュースが飛び込んできた。1月末より2月8日までパリで開かれていた第33回国際自動車フェスティバルで、マツダ ビジョン クーペが「Most Beautiful Concept Car of the Year賞」を受賞、つまり、もっとも美しいコンセプトカーに選ばれたのだ。このコンセプトカーは2017年の東京モーターショーに出展されていたから、ご覧になった人もいるかもしれない。 ちなみに、マツダ以外の候補はアウディ アイコン、BMW i ビジョン ダイナミクスなどそうそうたる顔ぶれ。自動車ジャーナリスのほかに、著名なデザイナーや建築家も名を連ね
ジョージ・クルーニーが出演するのはオンラインエンターテインメントサービス、Huluで配信される全6話のリミテッドシリーズ『Catch-22(原題)』。アメリカ人作家ジョセフ・セラーが1961年に発表した同名小説『キャッチ=22』が原作だ。 主人公はイタリアの島にあるアメリカ空軍基地に所属するヨッサリアン大尉。第2次世界大戦末期、彼は生き延びるためになんとか出撃を逃れようとするが、そのたびに巧妙な仕組みを持つ軍規キャッチ=22に阻まれてしまう。この小説は、戦争の狂気や現代社会の不条理を描いており、ここから英語ではジレンマや矛盾している状態のことを「catch22」と表現するようになった。 米国サイト『ハリウッド・レポーター』によると、ドラマ『Catch-22(原題)』の脚本を読んだジョージは、自らヨッサリアン大尉の上司カスカート大佐を演じたいと志願。さらに監督もやりたいと語り、ロケーション場
新しいヘアスタイルを作るために必要なヘアクリームやオイルなどのヘアプロダクト。セルフヘアアレンジは、自分にあったアイテムをみつけることが大切だ。選ぶ基準は、高度なコツを必要とせず誰でも簡単にこなれたスタイルを作れることができるかどうか。 ファッション誌や広告を中心に活躍し、多くの俳優や女優、クリエーターが信頼を寄せるヘアアーティストのKENICHIが、ショート、ミディアム、ロングヘアのモデルを使い、ヘアスタイルをアレンジした。使用するのは、髪にとって大事な自然成分で作られたセンス・オブ・ヒューモアのプロダクツ。美容成分を多く配合しているヘアクリームやオイルは、乾燥による髪のパサつきを実感する季節にこそ選びたい。
スポーツミックスとノームコアの流行から、バックパックが長きにわたってトレンドバッグだった。スケートボードとヒップホップのストリートテイストがファッショントレンドをつくる現在、次のトレンドバッグはミニだ。 ミニバッグの火付け役はサコッシュ人気からはじまった。サコッシュ(仏語で袋の意味)は、自転車のロードレース中に食料などを受け取る小さなショルダーのこと。スポーツメーカーのそれが、音楽フェスからタウンユースまで使えるバッグとしてジワジワ広まってきた。ついに、2018年春夏シーズンは、ハイ・ブランドのランウェイにもサコッシュが登場して、いよいよトレンドの最前線に躍り出た。ミニバッグ人気は、サコッシュからはじまり、ダサいアイテムの象徴だったウエストバッグまで飛び火した。サイズはスマホと長財布が入るくらいがちょうどよく、ちょっとした外出にピッタリのミニバッグは、新年いち早く手に入れたいマストアイテム
「ありふれた日常、そこから永遠にエスケープする……やがて、鼓動と駆動はひとつに、知性が導く感性の高みへ……」やや意味不明ではあるが、女性の口から歯切れよく語られる耳当たりのいい言葉が軽く心に引っ掛かる、アルファロメオ ジュリアのCM。 ジュリアはもともと1962年、1.3リッターのジュリエッタシリーズに代わるモデルとして生み出された、1.6リッター4気筒を積むアルファロメオで、最初は4ドアセダンのTIが登場、やがてクーペのスプリントGTやスパイダーなど多くのバリエーションが生み出されて、60年代のアルファの中核となったモデルだった。 去年デビューした新生ジュリアはそのジュリアの名を復活させたクルマだが、ボディサイズは60年代のオリジナルとは比べ物にならないほど大きくなっている。往時のジュリアは4140×1560×1430mm、ホイールベース2510mm、今のジュリアは4635/45/55×
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