現在、資生堂パーラー監修のメニューが提供されているJALの成田発ハワイ線(ホノルル・コナ)の機内食(夕食)が9月1日から一新される。監修するのは東京・西麻布にある「L'Effervescence」(レフェルヴェソンス)のグランシェフ(総料理長)、生江史伸(なまえ しのぶ)氏だ。 生江シェフは異色の経歴の持ち主だ。1973年横浜に生まれた生江シェフは国際基督教大学高等学校から慶應義塾大学法学部政治学科に進学、同校を卒業後、都内イタリア料理店で基礎を学び、北海道のザ・ウィンザーホテル洞爺リゾート&スパ内にある「ミッシェル・ブラス トーヤ ジャポン」に入店、のちにスーシェフ(副料理長)に就任した。さらには英国の「ザ・ファットダック」でもスーシェフを務めた。