2010年8月に開催されたHot Chips 22でARMは「Eagle」と呼ばれる新たなプロセッサコアに関する発表を行ったが、このEagleに関するもう少し詳細な情報が9月9日、開催された記者説明会において公開された。ちなみにこの記者説明会は日本以外にアメリカおよび台湾で同時に開催されたとのことである。 まずはARM日本法人であるアームの西嶋貴史社長が説明に立ち(Photo01)、すでにARMコアは膨大な量が出荷されており(Photo02)、しかも現在は従来のARM9〜11に代えてCortex-A8に移り変わってきている、としている(Photo03)。 Photo01:アーム代表取締役の西嶋貴史社長。同氏によれば、Cortex-A15の開発は、ARMの歴史の中でもっともコストと時間が掛かっているとか Photo02:今は年間40億個もの出荷なので、単純計算ならばこれから2年半あれば300