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gen_xxに関するgrass7269のブックマーク (5)

  • 恋愛の権力論

    Ricoh GX100 / Nagoya. 「それはあんたが悪いよ、常識的に考えて」と彼女は言った。「なんでわかってくれないの?あなたの将来を思って言ってるんだから。わたしは絶対に間違ってない!」と彼女の飛沫が飛んだ。ふぅ。恋愛ではしばしばバトルが繰り広げられる。自分の意図に従って相手を方向付けようとする。だれもが自分にとって居心地の良い(comfortableな)状態を作りたい。だから、自分にとって居心地の良い態度・振る舞いを相手がしてくれるように、仕向けようとする。電話の回数といった些細な問題から、将来に関する意志決定という根的な問題まで、大小さまざまな闘争が実行される。 「自分のためじゃない、相手をのためを思って言っている」とあなたは主張するかもしれない。けれども、なぜ「相手のため」にもの申すのかといえば、あなたが相手の行動に対して違和感を感じるからだ。あなたが不快に感じる何かしら

    恋愛の権力論
    grass7269
    grass7269 2009/10/28
    ルーマンの社会学、3種類の権威。ポジティブな、ネガティブなサンクション、そして「不確定性の吸収」による権威。「好き」だから、相手を無批判的に受け入れられる。恋愛は、特権的な権威が許された、希有な場所
  • 文脈をズラしてセックスをする/同意と拒否のはざま

    Ricoh GX100 / Shibuya / Tokyo. むかし深夜にテレビを観ていたら、島田紳助がひどい顔をしてこんなことを語っていた。 「たとえば女の子とはじめて飲みに行くとするやん。夜もふけて、ええ雰囲気になってきて、さぁラブホテルにでも連れていって一発美味しいことをしたいとするやん。どうやって口説けばええか、そのコツをしっとる?知りたいやろ。それはな、絶対に”ホテル行かへん?”とか女の子に同意を求めたらあかん。絶対にあかん。女の子は”自分が軽い行為に同意した”とか思いたくないねん。”自分は軽い女だ”と思うのが嫌やねん。だから、”ラブホテルに行くのは仕方がないんだ、自分のせいじゃない”と思わせられるような仕掛けをせなあかん。そのためには、ゲームやね。簡単なゲームをして、”もし俺が勝ったらラブホ行こ”ってなルールを作っておく。もし女の子が負けてラブホへ行くことになったとしても、その

    文脈をズラしてセックスをする/同意と拒否のはざま
    grass7269
    grass7269 2009/10/17
    リフレーミング(文脈の再定義)という基本テクニック。同意と拒否の間のグレーゾーンの豊かさの利用価値。面と向かって同意を求めず、自分の意志で選択したと思わせない同意のさせ方。
  • ラブホテル進化論 / 金益見

    Nikon FM3A / Agfa Vista400. イロモノ系ブログとしてこれは外せないので、書評。金益見著、『ラブホテル進化論』(文春新書)。ラブホテル進化「論」というタイトルは誤りで、ラブホテル進化「史」という題がふさわしい。丹念に集められた写真やインタビューなどの資料は日の過去を知る上で極めて面白いものの、ラブホテルの進化を駆動させてきた、背景にある原理(≒構造)をていねいに実証しようとする気概はあまり感じられない。「学問」としてみれば甘めで、どちらかといえば新聞の文化欄の特集記事を読んでいるような味わいだけれども、それなりに楽しかった。 とにかく、このは、そこそこの成功をあらかじめ約束づけられた書だと思う。1.多くの女性はあえてこのを買わないだろう。2.若い男性は、著者の分析が甘くても、70s~80sまでのラブホテル全盛期についての記述を読むだけで、ワクワクしてしまうだろ

    ラブホテル進化論 / 金益見
    grass7269
    grass7269 2009/10/17
    『ラブホテル進化論』はチェックしたい。「論」ではなく「史」らしい。
  • ある性のかたち

    この記事を書くに至ったきっかけはyasuchanのはてなブックマークを通じて知った「AV女優に質問!当はAV出演は苦痛ですか?」というサイト。2chにあるスレのまとめサイトのようだが、そこでは、約8割がた、「苦痛である」「お金のためにやっている」とのコメントが寄せられているようだ。大半が嫌々やっている、と聞いてあなたは何を想うだろう。「やっぱりな」と感じるのかもしれない。 上記サイトのデータを社会学的に分析したいわけでも、他の統計を持ってきて反論したいわけでもない。これから書きたいのは、高校時代からの知人である女性の、ある性のかたち、その生きとし生けるありさまだ。セックスが好きという彼女は、どのような人生を歩んでいるのか。 彼女は底抜けにセックスが好きだった。もちろん、女性の「セックスが好き」には色々な形がある。1.好きな人とのセックスは好きな場合。2.(恋愛関係を抜きにして)セックス自

    grass7269
    grass7269 2009/10/17
    「道徳を密輸入して頭ごなしにあるべき形を決めつけるのではなく、死ぬまで問い続けること」ある領域を非難するとき、そこに生きる人々の範囲を狭めてしまう。社会規範は誰が決めた?多様な性の形を許容すること。
  • 可能性に満ちたセックスを構想する

    男性の勃起ないし射精には、いろいろなとらえ方がある。たとえば、「俺もう我慢できない!」といったように、勃起や射精を、生物学的な生理現象だと見る視点がある。生理現象としての射精は、生理現象としての排泄をアナロジーとして語られることが多い。「ヤリマン」や風俗嬢が「肉便器」と呼ばれるとき、このアナロジーが作動している。射精は排泄行為とされるのだから、セックスは女性を辱めるものになる。辱められているのに声を出して感じる女性は淫乱な存在だとされ、「暴力的に女性を支配するけれども、女性はそれを喜ぶ存在なのだ」という言説が誕生する。 ところが、男性はセックスや勃起や射精を恐れてもいる。あるがままの生理現象としての射精や勃起は、男性の自尊心(男性性)を満たさないのだ。女性を感じさせたりイカせたりすることのできない男性は「男失格」の烙印を押されてしまう、という恐怖感につねに苛まれている。女性を「悦ばす」こと

    grass7269
    grass7269 2009/10/17
    進化論的側面から見た「目的快感」を得るセックスと、社会構築主義から見た「前快感」としてのセックスの豊かな可能性。ポリネシアン・セックス、色々可能性があるよね、ということ。単なる射精で終わっては、勿体
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