展示内容をめぐり、中止となった企画展「表現の不自由展・その後」が10月6日にも再開される見通しとなった。この企画展は、愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の一環として開かれ、抗議が相次いでいた。問題視されたのは、旧日本軍の慰安婦を象徴しているとされる少女像と天皇陛下の写真を燃やすシーンを含む映像作品だった。 中でも少女像は、ソウルの日本大使館前のほか世界各地に設置されており、日本政府も反発している。再開されれば、混雑と混乱が予想されるが、少女像には韓国人でさえ知らない経緯と意味が込められている。 日本では慰安婦像とか、慰安婦を象徴する少女像と、舌をかみそうな名前で語られるが、「平和の少女像」がもともとの名前だ。 慰安婦問題の解決をアピールするためソウル市内で毎週開かれている集会が2011年12月14日に1000回を迎えたのを記念し、日本大使館前に設置されたのが最初とな