かつては卑弥呼がそうであった様に、神を自分に憑依させるシャーマンが日本にも存在していた。しかし平成も終わろうかというこの時代においてシャーマンは極めて珍しい存在だ。 そんな中、貴重な一つが岡山県美咲町の山奥でお盆の深夜に行われる祭りだ。 神様(の化身のカラス)が乗り移ったシャーマンが「お遊び」と称して深夜のお寺の境内を走り回る。もし不浄の者がいれば追いかけ、捕まると3年以内に死ぬと言い伝えられているのだ。 ネットでは「リアル鬼ごっこ」や「走る死亡フラグ」などと言われ、全国的にも異色の奇祭「護法祭」へ命がけで行ってきた。