新型コロナウイルス禍の影響が続く中、生命保険の保険料負担に悩む人たちがいる。なぜ、年間数十万円にも達する契約を結んでしまうのか? 保険コンサルタントの後田亨氏は「実は、ほとんど常識で解決できる」と言う。 今回は、顧客に与える影響が大きい販売員との関係について。後田氏の著書『生命保険は「入るほど損」?!<新版>』で紹介された、簡単で強力な「販売員を遠ざける方法」をご紹介する。 「利益相反」する生保販売員と顧客の関係 「ほとんど『人災』と呼んでいいのではないか」――十数年間、一般の方の生命保険に関する相談に対応しながら、私が実感していることです。 「月々の保険料負担が重い」「勤務先の保障制度を無視して、高額な保障を勧められた」「『預金より有利』と言われたが、解約すると大きな損が出る」といった問題は、保険会社の営業担当者や銀行窓口なども含む代理店(以下、販売員と総称)との接点がなければ、発生しな
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