東京都は、都立病院に勤める20代の女性の看護師が、帰省先の熊本市で新型コロナウイルスに感染していることが確認され、入院していると発表しました。 都によりますと、この看護師は今月はじめの豪雨を受けて「熊本市内の実家の状況を確認するために帰省した」と説明しているということです。 都内での感染の拡大を受けて東京都の小池知事は今月に入って、不要不急の都外への移動は控えるよう繰り返し訴えていました。 都と病院は「看護師の帰省は『不要不急の都外への移動』とまでは言い切れないと考えるが、結果として、熊本市および入院中の医療機関等にご負担をおかけしていることを重く受け止めている」とコメントしています。