昔から、「技術者として大成して、社会の為に尽くしたい」という願望があり、その為にずっと勉強してきた。 高校の時、担任から「東大・京大に行ける力はないが、旧帝なら十分戦える」と言われ、自分もそのつもりで某旧帝大を目指して大学受験をした。 結果、善戦はしたものの前期受けた旧帝大は落ちた。 欲を言うなら浪人したかったが家にそんな金は無く、落ちたら就職しろと言われ、「絶対に入る大学」という半分脅迫じみた偏見で、後期・地方駅弁国立大に合格を決め、進学。 元々地方のド田舎だったので大学に合格したことは皆に祝福されたが、当然満足は出来なかった。 この時、それでもまだ3年以上ある、そこでもっと勉強し直したい、そう思っていた。 また自分のように、同じ舞台で向上しあえる友がいればいいと思った。 高校時代、その大学のパンフやホームページ、先輩方のレポート等はとても参考になっていた。「良い大学像」という意味で。