BSDレイヤーシリーズ第5回は「OS Xの固有コマンド」について。ワープロ文書のフォーマット変換機能を持つコマンド「textutil」を引き合いに、OS Xの固有コマンドがどのような経緯で登場したか、新機能との関係も踏まえつつ解説してみたい。 「CloudKit」で文書が変わる? 先日開催されたWWDC 2014は、基調講演のみならず100を超えるセッションまでもがムービーで一般公開された。NDAを締結していない一般ユーザであっても、iOSアプリ『WWDC』を入手すれば何度でも鑑賞できてしまうので、これまでの(WWDCに関する)情報のあり方は一変したと言っていい。セッションムービーには、基調講演では言及されなかった新機能に関する情報も多数含まれているので、興味がある向きはチェックしたほうがいい。 今回の目玉はいくつかあるが、非エンターテインメント系のアプリを手がける開発者であれば「Clou
![BSDレイヤー温故知新(5)「固有コマンド:textutil」 - 新・OS X ハッキング!(121)](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06958c9f3ed4711e2f037cc71739bc3b4883115f/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnews.mynavi.jp%2Farticle%2Fosxhack-121%2Findex_images%2Findex.jpg)