1960年代に始まった高度成長期、若者は仕事を求めて、田舎から都会に移り住んだ。その若者もいまや60〜70代。ビジネスの第一線から退き、おおかたは第二の人生を歩んでいる。 この世代以降、我が国で急速に核家族化が進んだ。3世代が同じ家で生活をともにするという、当たり前の生活習慣は薄れた。やがて深刻な「高齢化問題」が起きるだろう。 数年後には、かつての若者のうち介護を必要とする人たちが出てくる。その子どもたちは、いま40歳前後の働き盛り。企業の大小にかかわらず企業活動の中心だ。海外勤務もあるだろう。 親元から離れて生活の基盤を持つ子どもたちは、両親に介護が必要となった時、どうすればいいのか。新しい社会問題となりうる。 働き盛りの年齢で介護退職を余儀なくされて帰郷。主な収入の道は途絶えてしまう。親を郷里から呼び寄せても、慣れない介護はトラブルの種にもなる。 企業にとっても、これから部長
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