「地域再生の罠」は大変勉強になった。いまアマゾンに本書を十冊たのんである。届き次第しかるべき方々にお配りするつもりだ。 地域再生の罠 なぜ市民と地方は豊かになれないのか? (ちくま新書) 作者: 久繁哲之介出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2010/07/07メディア: 新書購入: 23人 クリック: 403回この商品を含むブログ (53件) を見る 自分の仕事の一部を否定することになるが、コンパクトシティ化する費用があれば、バスや路面電車を保存すべきだ、という本書の主張は正しい。ハコモノを作るつもりなら、行政サービスで赤字であっても必要なサービスは継続すべきだ。いま、身近で再開発ビルの話しがあるが、あまりに権利調整に時間がかかったために、そもそもなんのためにやるのか誰もが目的をうしなったまま走り出している。本書で描写された景色が私の身近で再現されないことを祈るばかりだ。 地域の価値と