東京都江東区の富岡八幡宮の宮司、富岡長子(ながこ)さん(58)が弟の富岡茂永(しげなが)容疑者(56)=死亡=に殺害されたとされる事件で、茂永容疑者名で富岡さんの宮司退任を求める手紙が9日、総代らに複数届いたことが、関係者への取材でわかった。富岡さんとの長年のトラブルなどが記されていたといい、警視庁が事件との関連を調べている。 八幡宮関係者によると、手紙はA4サイズ8枚で、茂永容疑者の直筆とみられるサインが入っていた。消印は東京・上野で、宗教法人を運営する責任役員や総代宛てに9日、複数届いた。事件前に茂永容疑者が出した可能性があるという。 手紙では、富岡さんの人格が宮司としてふさわしくないと主張。総代らに対し、富岡さんの富岡八幡宮からの追放や茂永容疑者の息子を宮司にすることを要求し「実行されなかった時は、死後においても怨霊となり、祟(たた)り続ける」などと記されていた。 一方、富岡八幡宮の
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