2008年11月12日のブックマーク (1件)

  • 石内都 「ひろしま/ヨコスカ」 (目黒区美術館)

    横須賀に育った石内都(いしうち・みやこ、1947年、群馬県生まれ・現在は目黒区在住)は、1970年代半ばから、横須賀の街や風景の写真を撮りはじめます。高度経済成長を遂げた戦後日の裏側のさまざまに複雑な表情を、「ヨコスカ」の街や風景に読み取るかのような石内の写真作品は注目を集めました。石内の『絶唱・横須賀ストーリー』に、同じ横須賀出身の歌手・山口百恵が、自伝『蒼い時』の中で、幼少時の不幸な生活の回顧に関連して言及したのは、自分が気づかなかった戦後の縮図ともいうべき痛ましくも懐かしいヨコスカの風景を、石内の写真に見いだしたからにちがいありません。 1979年、石内は、東京圏のモルタルアパートなどを撮った写真集『APARTMENT』で、木村伊兵衛賞を受賞、写真家としての評価を確かなものにします。やがて石内の関心は、個々人の生の歴史の重さを「身体」から読み取ることへと向かいます。作品『1・9 ・

    石内都 「ひろしま/ヨコスカ」 (目黒区美術館)
    guccccchi
    guccccchi 2008/11/12
    11月15日 ~ 01月11日 目黒区美術館