8月5日に全国高校野球選手権大会(夏の甲子園)が始まり、球児たちが日々激闘を繰り広げている。勝ったチームが意気揚々と校歌を斉唱する傍らで、負けたチームの生徒がグラウンドの土を集め、袋やびんに詰めて記念に持ち帰る姿も夏の風物詩だ。 【「甲子園の土」が並ぶメルカリの検索結果】 だが、そんな高校球児の気持ちが詰まった「甲子園の土」が、フリマアプリの「メルカリ」に続々と出品されている。現在も15件ほどの商品が購入可能となっており、ボトル入りやびん入りなどさまざまな形で売られている。 価格は、ボトル入り・びん入りが500円~1万3000円程度。甲子園球場の誕生90周年を記念し、2014年に入場者限定で配布された、グラウンドの土を埋め込んだキーホルダーには3万円前後の値が付くものもある。 出回っているものは過去の大会で採取された土が中心。1000円で買い取られた商品には「2001年(第83回大会)当時